ページ情報
「ポータル・エディタ」に戻ります
「ページ情報」タブで、ポータル・ナビゲーション内のポータル・ページおよびその他のアイテムを管理します(ページ情報の表示と変更、パラメータの追加と削除、ページ・ソース・コードの表示、ページ・セキュリティの設定、追加のナビゲーション・オプションの指定など)。
ページの名前変更
ポータル・ページを作成したか、ページの管理権限を持つ場合は、ページ名を変更できます。
ページ名の変更では自分のビューだけでなくページ自体が変更されるため、このアクションがポータル内のすべてのメンバーに影響を及ぼすことに注意してください。ページ名を変更すると、ページおよびページ・ナビゲーション・アイテムの表示名が変更されます。ページのURLは変更されず、古い名前を使用するプリティURLは有効なままです。
ページ下書きが有効な場合でも、ページに保留中の下書きがあるかどうかに関係なく、ページ名の変更は公開済ページに即時に反映されます。つまり、新しいページ名がページ・ビューアに表示される前にページ下書きを公開する必要はありません。
作成したか、管理権限を持つページの名前を変更するには、次の手順を実行します。
ページの説明の入力または変更
ページを作成したか、ページの管理権限を持つ場合は、ページの説明を変更できます。ページ情報設定の上部に新しい説明が表示されます。
ページ下書きが有効な場合でも、ページに保留中の下書きがあるかどうかに関係なく、ページの説明の変更は公開済ページに即時に反映されます。つまり、新しいページの説明がページ・ビューアに表示されるようにするためにページ下書きを公開する必要はありません。
作成したか、管理権限を持つページの説明を入力または変更するには、次の手順を実行します。
- 「サマリー」タブの「説明」フィールドで、テキストを入力または変更します。ページ情報設定の上部に新しい説明が表示されます。
ポータル・ナビゲーションでのページの表示と非表示の切替え
ポータル・ページを作成したか、ポータル・ページの管理権限を持つ場合は、そのページをポータル・ナビゲーションに表示するかどうかを制御できます。ページが最初の公開時にポータル・ナビゲーションに追加されます。ページを非表示にすると、すべてのポータル・ビューアのポータル・ナビゲーションからそのページが削除されますが、ポータル・エディタでは引き続き編集および管理することができます。
すべてのビューアのポータル・ナビゲーションでのページの表示と非表示を切り替えるには、次の手順を実行します。
ページ・バリアントが存在しない場合の特定ページのページ動作の設定
ページ・バリアントは、特定のデバイスのサイズや特徴を対象とした特定のデバイス・グループの既存ページの代替ビューです。ベース・ページとページ・バリアントには、同じURL、セキュリティ、パラメータなどが含まれています。
ページ・バリアントが定義されていないデバイス・グループでデバイス(スマートフォン、タブレット、デスクトップ・ブラウザなど)を使用し、かつそのデバイス・グループがポータルのデフォルト・デバイス・グループでない場合は、そのデバイスに表示されるページのレンダリング方法がページ・フォールバック設定によって決まります。この動作は、ポータル管理でポータル内のすべてのページに設定されますが、ここで説明しているように、個々のページのポータル・レベルの設定はオーバーライドできます。
この設定は、次のルールに基づいて適用されます。
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ポータルのデフォルト・デバイス・グループのデバイスからリクエストが送信される場合は、「ページ・フォールバック」の設定がどのような設定であってもデフォルト(ベース)・ページが表示されます。デフォルト設定は、常に「ページ・フォールバック」設定をオーバーライドします。
注意:
デバイス・グループのページ・バリアントがあっても、デフォルト(ベース)・ページが表示されることになります。
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ポータルのデフォルト・デバイス・グループ以外のデバイスからリクエストが送信される場合は次のようになります。
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該当するデバイス・グループにページ・バリアントがある場合は、そのページ・バリアントがデバイスに表示されます。
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デバイス・グループにページ・バリアントが存在しない場合、そのデバイスでは「ページ・フォールバック」設定が使用されます。
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ページ・バリアントが定義されておらず、対象のポータルのデフォルトのデバイス・グループではないデバイス・グループ内のデバイスに表示する場合のページのフォールバック動作を設定するには、次の手順を実行します。
ページ・パラメータの追加または変更
ページ・パラメータを使用すると、ページ・パラメータを使用するように構成されているページ・コンポーネントに渡す値を格納する手段を提供することにより、コンポーネントとそのコンポーネントを含むページとの間の通信が可能になります。
たとえば、株価ティッカーおよび株式ニュースのコンポーネントを含むページについて考えてみます。ティッカーおよびニュースの両コンポーネントに同じパラメータ値を使用して、同じ会社の情報が表示されるようにします。
ページ下書きが有効な場合でも、ページに保留中の下書きがあるかどうかに関係なく、ページのパラメータの変更は公開済ページに即時に反映されます。つまり、新しいページのパラメータがページ・ビューアに表示される前にページ下書きを公開する必要はありません。
注意:
ページ・パラメータの値を変更すると、新しい値がすぐに保存されます。前の値に戻すことはできません。このため、元の値に戻す必要が生じた場合に備えて、変更する前にパラメータ値をメモに取っておいてください。
ページ・パラメータを追加または変更する手順は次のとおりです。
ページのソース・コードの表示および変更
選択したページの「ソース」タブを使用すると、そのページのソース・コードを表示、検索および編集できます。現在のページに下書きがある場合、ソースは下書き用です。ページ下書きがない場合、ソースは公開済ページ用です。
ページ下書きが有効な場合でも、ページに保留中の下書きがあるかどうかに関係なく、ページのソース・コードの変更は公開済ページに即時に反映されます。つまり、ページのソース・コートの変更がページ・ビューアに表示される前にページ下書きを公開する必要はありません。
ページのソース・コードを次の2つのタブで表示および変更できます。
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「ページ」タブには、ページのレイアウトおよびスタイルを定義するための基礎となるJSF (
.jspx
)ファイルが表示されます。 -
「PageDef」タブには、ページのパラメータ定義とタスク・フローおよびデータ・コントロール・バインディングを定義する
.xml
ファイルが表示されます。
ページのソース・コードを表示する手順は次のとおりです。
ページのセキュリティの設定
デフォルトでは、ポータルで作成したページは、すべてのポータル・メンバーに表示されます。ホーム・ポータルでは、作成した個人用ページには、本人およびシステム管理者のみがアクセスできます。
ページ・アクセスの設定を使用すると、他のユーザーが自分のポータル・ページや個人用ページを使用できるようにしたり、そのアクセス権を削除できるようになります。ページに対するCreate
権限を付与すると、その権限を付与されたユーザーはサブページを作成できます。
ホーム・ポータル内のいずれかの個人用ページへのアクセス権を他のユーザーに付与したら、そのユーザーは自らのビューに意図的にそのページを表示する必要があります。共有ページはログイン時に自動表示されないため、ユーザーはセッションごとにこの手順を実行する必要があります。
ページ下書きが有効な場合でも、ページに保留中の下書きがあるかどうかに関係なく、ページのセキュリティの変更は公開済ページに即時に反映されます。つまり、新しいページのセキュリティが有効になる前にページ下書きを公開する必要はありません。
数多くのユーザーに対してページを開き、特定のページ・コンポーネントの公開を制限する場合があります。これを実行するには、コンポーネントの「アクセス」プロパティを設定してコンポーネントを非表示にするか、ロールやユーザー別またはEL式を使用して、より詳細な可視性を指定できます。
ページのセキュリティ設定を指定する手順は次のとおりです。