パラメータ
コンポーネント・パラメータは、コンポーネントごとに異なります。たとえば、一部のコンポーネントでは、タスク・フロー・コンテンツのソースおよび範囲を指定できるようになり、他のコンポーネントでは、タスク・フロー・インスタンスとそのカスタマイズとの関連付けの維持に使用される、アプリケーションで生成された読取り専用の識別子が提供されます。
ページにプロデューサ・コンポーネントが存在しない場合、「パラメータ」ダイアログにはパラメータ名と値のみが表示されます。ページに少なくとも1つのプロデューサ・コンポーネントが存在し、現在のコンポーネントがコンシューマ・コンポーネントである場合、パラメータは指定値またはイベントのいずれかにバインドできます。イベントにバインドする場合、イベントの詳細を指定するための追加の設定が必要です。
イベントのコンポーネント・パラメータへの結付け
プロデューサ・コンポーネントで定義されたイベントには、コンシューマのタスク・フローまたはポートレット・コンポーネントのパラメータ値を設定するために使用できる、ペイロード値が関連付けられています。イベントがトリガーされるとすぐに、関連付けられたパラメータ値がコンシューマのタスク・フローまたはポートレットに動的に渡され、必要に応じて公開できます。
(プロデューサ・コンポーネントの)イベントをコンシューマのタスク・フローまたはポートレットのパラメータに結び付けるには、次の手順を実行します。
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コンシューマのタスク・フローまたはポートレットがまだページにない場合は、追加します。
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コンシューマのタスク・フローまたはポートレットの「アクション・メニューの表示」アイコンをクリックし、「パラメータ」を選択します。
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「パラメータ」ダイアログでは、表示される設定は、プロデューサおよびコンシューマのタスク・フローがページに存在する場合にのみ使用可能です。イベントに結び付けるコンシューマのタスク・フローまたはポートレットに定義されたパラメータごとに、次の手順を実行します。
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「値」フィールド・アイコンをクリックして、「イベント」を選択します。
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「イベント」リストをクリックして、パラメータに渡すペイロード値に関連付けられているイベントを選択します。「イベント」リストには、ページ上のすべてのコンポーネントに定義されているすべてのイベントが表示されます。
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コンシューマのタスク・フローまたはポートレットが1つのプロデューサ・コンポーネントからのみイベントをリスニングするように指定するには、「自」リストをクリックして、関連付けられているプロデューサ・コンポーネントを選択します。それ以外の場合、「自」をデフォルト値の
Any Component
のままにし、ページ上のプロデューサ・コンポーネントによって指定のイベントがトリガーされたときにパラメータが設定されるようにします。 -
「ペイロード」リストをクリックして、イベントのペイロード値を選択します。この選択内容は、イベントのトリガー時に動的に渡される、関連付けられているパラメータの入力値になります。
たとえば、データ視覚化タスク・フロー(プロデューサ)の行を選択するイベントでは、コンシューマ・タスク・フローを更新する
DPRowSelection
イベントがトリガーされます。この場合、コンシューマ・タスク・フローは円グラフで、選択した行に関連付けられたデータでリフレッシュされます。 -
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「OK」、「保存」の順にクリックします
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イベントをトリガーして、コンシューマのタスク・フローまたはポートレットの結果を確認して、結付けをテストします。