パラメータ

コンポーネント・パラメータは、コンポーネントごとに異なります。たとえば、一部のコンポーネントでは、タスク・フロー・コンテンツのソースおよび範囲を指定できるようになり、他のコンポーネントでは、タスク・フロー・インスタンスとそのカスタマイズとの関連付けの維持に使用される、アプリケーションで生成された読取り専用の識別子が提供されます。

ページにプロデューサ・コンポーネントが存在しない場合、「パラメータ」ダイアログにはパラメータ名と値のみが表示されます。ページに少なくとも1つのプロデューサ・コンポーネントが存在し、現在のコンポーネントがコンシューマ・コンポーネントである場合、パラメータは指定値またはイベントのいずれかにバインドできます。イベントにバインドする場合、イベントの詳細を指定するための追加の設定が必要です。

コンポーネントのパラメータの設定

ページ上のコンポーネントのパラメータを設定するには、次の手順を実行します。

  1. パラメータ値を入力するか、パラメータ・フィールドの横にある「式エディタ」アイコンアイコンをクリックし、式言語(EL)エディタを選択して開きます。このエディタでは、あるパラメータ値を現在のユーザー名または現在のアプリケーション・スキン名にする場合など、ある値が検出はできるものの不明な場合に式を入力する手段を提供します。

    パラメータの詳細は、編集中のタスク・フローまたはコンポーネントの次のリンクをクリックしてください。

  2. 変更を保存します。

イベントのコンポーネント・パラメータへの結付け

プロデューサ・コンポーネントで定義されたイベントには、コンシューマのタスク・フローまたはポートレット・コンポーネントのパラメータ値を設定するために使用できる、ペイロード値が関連付けられています。イベントがトリガーされるとすぐに、関連付けられたパラメータ値がコンシューマのタスク・フローまたはポートレットに動的に渡され、必要に応じて公開できます。

詳細

(プロデューサ・コンポーネントの)イベントをコンシューマのタスク・フローまたはポートレットのパラメータに結び付けるには、次の手順を実行します。

  1. コンシューマのタスク・フローまたはポートレットがまだページにない場合は、追加します。

  2. コンシューマのタスク・フローまたはポートレットの「アクション・メニューの表示」アイコンをクリックし、「パラメータ」を選択します。

  3. 「パラメータ」ダイアログでは、表示される設定は、プロデューサおよびコンシューマのタスク・フローがページに存在する場合にのみ使用可能です。イベントに結び付けるコンシューマのタスク・フローまたはポートレットに定義されたパラメータごとに、次の手順を実行します。

    1. 「値」フィールド・アイコンをクリックして、「イベント」を選択します。

    2. 「イベント」リストをクリックして、パラメータに渡すペイロード値に関連付けられているイベントを選択します。「イベント」リストには、ページ上のすべてのコンポーネントに定義されているすべてのイベントが表示されます。

    3. コンシューマのタスク・フローまたはポートレットが1つのプロデューサ・コンポーネントからのみイベントをリスニングするように指定するには、「自」リストをクリックして、関連付けられているプロデューサ・コンポーネントを選択します。それ以外の場合、「自」をデフォルト値のAny Componentのままにし、ページ上のプロデューサ・コンポーネントによって指定のイベントがトリガーされたときにパラメータが設定されるようにします。

    4. 「ペイロード」リストをクリックして、イベントのペイロード値を選択します。この選択内容は、イベントのトリガー時に動的に渡される、関連付けられているパラメータの入力値になります。

    たとえば、データ視覚化タスク・フロー(プロデューサ)の行を選択するイベントでは、コンシューマ・タスク・フローを更新するDPRowSelectionイベントがトリガーされます。この場合、コンシューマ・タスク・フローは円グラフで、選択した行に関連付けられたデータでリフレッシュされます。

  4. 「OK」「保存」の順にクリックします

  5. イベントをトリガーして、コンシューマのタスク・フローまたはポートレットの結果を確認して、結付けをテストします。

ページ・パラメータの使用

ページ・パラメータを使用するようにタスク・フロー・コンポーネントを構成できます。

注意:

この項で説明する手順を実行する前に、ページ・パラメータを作成し、そのパラメータに値を指定する必要があります。

ページ・パラメータを使用する(ページ・パラメータへのタスク・フローの結付け)には、次の手順を実行します。

  1. 「パラメータ」ダイアログで、パラメータ値を取るプロパティの横にある「式エディタ」アイコンアイコンをクリックし、「式ビルダー」を選択して「式エディタ」を開きます。
  2. 「値の選択」を選択します。
  3. 「値の選択」の下で、第一のリストから「ページ・パラメータ」を選択し、第二のリストから関連するページ・パラメータの名前を選択します。
  4. 「OK」をクリックして式エディタを終了します。
  5. 「OK」をクリックし、変更を保存して「パラメータ」ダイアログを終了します。

    タスク・フローがリフレッシュされ、ページ・パラメータを介して渡された値の結果が表示されます。

  6. 「保存」をクリックします。