ピープル・コネクション・プリファレンス

ピープル・コネクションの構成設定は、アプリケーション全体の設定から始めます。プリファレンス・ページでのデフォルト値の設定は、ピープル・コネクション機能のビューのみに影響を与えます。「ピープル・コネクション」プリファレンスには、アクティビティ・ストリーム、コネクション、プロファイル、メッセージ・ボードおよびフィードバックが含まれます。

アクティビティ・ストリームのプリファレンスの設定

アクティビティ・ストリームのプリファレンスを使用して、あなたのアクティビティ・ストリームを表示できるユーザー、アクティビティの追跡対象のユーザー、カテゴリおよびポータル、ならびに「アクティビティ・ストリーム」ビューで表示するアクティビティを指定します。

アクティビティ・ストリームのプリファレンスを設定する手順は次のとおりです。

  1. 「人」ページで、「アクティビティ・ストリーム」タブをクリックします。

    注意:

    「サービス・カテゴリ」の下にDocumentsオプションがありますが、「アクティビティ・ストリーム」に表示されるドキュメント・アクティビティは、パブリッシャを使用するファイルのアップロードのみです。コンテンツ・マネージャで実行されるドキュメント・アクションは、「アクティビティ・ストリーム」には表示されません。

  2. 「人」の下で、あなたの「アクティビティ・ストリーム」ビューでアクティビティを表示する対象ユーザーを指定します。

    ヒント:

    この設定は、「ピープル・コネクション」からストリームされるアクティビティにのみ関係します。このようなアクティビティには、コネクションの作成、フィードバックやメッセージの投稿、プロファイルの調整などがあります。

    「表示」リストから、次のいずれかのオプションを選択します。

    • 自分のみ - あなた自身のアクティビティのみを、あなたの「アクティビティ・ストリーム」ビューに表示します。

    • 自分とマイ・コネクション - あなた自身とあなたのコネクションのアクティビティのみを、あなたの「アクティビティ・ストリーム」ビューに表示します。

    • 個人用以外 - あなた自身を含むどのユーザーのアクティビティも、あなたの「アクティビティ・ストリーム」ビューに表示しません。

    • 選択したコネクション・リスト - 「選択したコネクション・リスト」に含まれるユーザーのアクティビティのみを、あなたの「アクティビティ・ストリーム」ビューに表示します。

      このオプションを選択すると、使用可能なすべてのコネクション・リストがその下に表示されます。1つ以上のコネクション・リストを選択して、それらのリストにあるユーザーのアクティビティのみに表示を限定します。

  3. ポータルの下で、次の項目からアクティビティを表示するものを選択します。
    • すべてのポータル - 使用可能なすべてのポータルからアクティビティをストリームします。

      注意:

      「すべてのポータル「選択したコネクション・リスト」(手順4)が選択されていると、選択したユーザーの個人用アクティビティと選択したユーザーがメンバーであるポータルのアクティビティがアクティビティ・ストリームに表示されます。たとえば、アクティビティ・ストリームには、ユーザーがポータルを作成した際にエントリが表示され(個人用アクティビティ)、ユーザーがメンバーであるポータルでドキュメントが作成された際にエントリが表示されます(ポータル・アクティビティ)。

    • マイ・ポータル - あなたがメンバーとなっているポータルからアクティビティをストリームします。

    • ポータルなし - ホーム・ポータル以外のポータルからアクティビティをストリームしません。

  4. 「サービス・カテゴリ」の下で、アクティビティを追跡するカテゴリを選択します。

    特定カテゴリのアクティビティを追跡する場合はチェック・ボックスを選択し、特定カテゴリのアクティビティを無視する場合はチェック・ボックスを選択解除します。

    ヒント:

    前の手順でポータルなし」を選択すると、カテゴリの選択結果に影響します。その場合、ここでカテゴリを選択しても、あなたの「アクティビティ・ストリーム」ビューにはどのカテゴリからもアクティビティが公開されなくなります。

  5. 「プライバシ」の下で、あなたの「アクティビティ・ストリーム」ビューを表示できるようにするユーザーのタイプを指定します。
    • 全員 - ログインしているかどうかに関係なく、すべてのユーザーがあなたの「アクティビティ・ストリーム」ビューを表示できます。

    • 認証済ユーザー - ログインしているすべてのユーザーが、あなたの「アクティビティ・ストリーム」ビューを表示できます。

    • マイ・コネクション - あなたが接続しているユーザーが、あなたの「アクティビティ・ストリーム」ビューを表示できます。

    • 自分 - あなたの「アクティビティ・ストリーム」ビューを表示できるのは、あなただけです。

  6. 「保存」をクリックします。

コネクションのプリファレンスの設定

コネクションのプリファレンスを使用すると、自分がコネクションを持っている人に関する情報を表示できるユーザーや、他のユーザーからのコネクションの招待を自動的に承認するかどうかなどを指定できます。

コネクションのプリファレンスを設定するには、次の手順を実行します。

  1. 「人」ページで、「コネクション」タブをクリックします。
  2. 「表示アクセス権の付与先」リストで、自分のコネクション・リストの表示を許可するユーザーを選択します。
    • 全員 - ログインしていないユーザーを含むすべてのユーザーに、自分のコネクションに関する情報の表示を許可します。

    • 認証されたユーザー - ログインしているユーザーにのみ、自分のコネクションの表示を許可します。

    • ユーザーのコネクション - 自分と自分のコネクションにのみ、自分のコネクションの表示を許可します。

    • ユーザーのみ - 自分のみが自分のコネクションを表示できます。

    注意:

    自分のビューで「表示アクセス権の付与先」リストが無効になっている場合は、システム管理者に連絡してください。

  3. 別のユーザーからのコネクションの招待を自動的に承認するには、「招待の自動承認」を選択します。

    別のユーザーからのコネクションの招待の承認、拒否または無視を自分で決める場合は、このチェック・ボックスの選択を解除します。

  4. 「保存」をクリックします。

プロファイルのプリファレンスの設定

ユーザーのプリファレンス設定の影響を受けるプロファイル詳細は、たとえば「プロファイル」ビューアやデフォルトの「プロファイル」ビジネス・ロール・ページの「情報」タブなどの、完全なプロファイル・ビューに表示されます。

完全なプロファイルは、「サマリー」「従業員」「勤務先連絡先」「個人情報」の4つのセクションで表示されます。各セクションには、セクションの見出しに関連する情報が表示されます。たとえば、「サマリー」には、ユーザー名、メール・アドレス、事業所所在地など、一連の基本的な詳細情報が含まれています。

注意:

システム管理者は、すべてのユーザーの各自のプロファイル情報へのアクセスを制御できます。たとえば、システム管理者は、特定のプロファイル・セクションの表示や編集を可能にするかどうかや、誰がどのプロファイル情報を表示できるかなどを制御できます。つまり、各ユーザーが自分のプロファイルのプリファレンスをどの程度制御できるかは、システム管理者のアクションによって決まります。

自分の個人プロファイルに関連付けられた各種の情報をどのユーザーが表示できるかを指定するには、プロファイルのプリファレンスを使用します。

プロファイルのプリファレンスを設定するには、次の手順を実行します。

  1. 「人」ページで、「プロファイル」タブをクリックします。

    自分の個人プロファイルの各セクションについて、誰がそのセクションを表示できるかを指定します。

    • 全員 - ログインしていないユーザーを含むすべてのユーザーが、プロファイルの該当セクションを表示できます。

    • 認証済ユーザー - ログインしているユーザーのみが、プロファイルの該当セクションを表示できます。

    • ユーザーのコネクション - 自分と自分のコネクションのみが、プロファイルの該当セクションを表示できます。

    • ユーザーのみ - 自分のプロファイルの該当セクションを表示できるのは、自分のみです。

  2. 「保存」をクリックします。

メッセージ・ボード・プリファレンスの設定

メッセージ・ボードのプリファレンスを使用して、あなたのメッセージ・ボードを表示したり投稿できるユーザーを指定できます。

メッセージ・ボードのプリファレンスを設定する手順は次のとおりです。

  1. 「人」ページで「メッセージ・ボード」タブをクリックします。
  2. メッセージ・ボードのプリファレンスを設定します。

    表9-4 メッセージ・ボードのプリファレンス・オプション

    オプション 説明

    表示アクセス権の付与先

    あなたのメッセージ・ボードを表示できるユーザーを選択します。

    • 全員 - ログインしていないユーザーを含むすべてのユーザーが、あなたのメッセージ・ボードのメッセージを表示できます。

    • 認証済ユーザー - ログインしているユーザーのみが、あなたのメッセージ・ボードのメッセージを表示できます。

    • ユーザーのコネクション - あなたとあなたのコネクションのみが、あなたのメッセージ・ボードのメッセージを表示できます。

    • ユーザーのみ - あなたのメッセージ・ボードのメッセージを表示できるのは、あなただけです。

    投稿アクセス権の付与先

    あなたのメッセージ・ボードにメッセージを投稿できるユーザーを選択します。

    • 全員 - ログインしていないユーザーを含むすべてのユーザーが、あなたのメッセージ・ボードにメッセージを投稿できます。

    • 認証済ユーザー - ログインしたユーザーのみが、あなたのメッセージ・ボードにメッセージを投稿できます。

    • ユーザーのコネクション - あなたとあなたのコネクションのみが、あなたのメッセージ・ボードにメッセージを投稿できます。

    • ユーザーのみ - あなたのメッセージ・ボードにメッセージを投稿できるのは、あなただけです。

  3. 「保存」をクリックします。

メッセージ・ボード・プリファレンスの設定

フィードバックのプリファレンスを使用して、あなたが投稿したり受信したフィードバックを表示できるユーザーと、あなたの「フィードバック」ビューにフィードバックを投稿できるユーザーを指定します。

フィードバックのプリファレンスを設定するには、次の手順を実行します。

  1. 「人」ページで、「フィードバック」タブをクリックします。
  2. フィードバックのプリファレンスを設定します。

    表9-5 フィードバックのプリファレンス・オプション

    オプション 説明

    表示アクセス権の付与先

    あなたに対して投稿されたフィードバックを表示できるユーザーを選択します。

    • 全員 - ログインしていないユーザーを含むすべてのユーザーが、あなたに対して投稿されたフィードバックを表示できます。

    • 認証済ユーザー - ログインしているユーザーのみが、あなたに対して投稿されたフィードバックを表示できます。

    • ユーザーのコネクション - あなたとあなたのコネクションのみが、あなたに対して投稿されたフィードバックを表示できます。

    • ユーザーのみ - あなたが投稿したフィードバックを表示できるのは、あなた自身と、あなたがそのフィードバックを送信したユーザーのみです。

    投稿アクセス権の付与先

    あなたにフィードバックを投稿できるユーザーを選択します。

    • 全員 - ログインしていないユーザーを含むすべてのユーザーが、あなたにフィードバック・メッセージを投稿できます。

    • 認証済ユーザー - ログインしたユーザーのみが、あなたにフィードバック・メッセージを投稿できます。

    • ユーザーのコネクション - あなたとあなたのコネクションのみが、あなたにフィードバック・メッセージを投稿できます。

    • ユーザーのみ - 誰もあなた宛てにフィードバック・メッセージを投稿できません。

    投稿されたフィードバックの表示アクセス権の付与先

    あなたが受信したフィードバックを表示できるユーザーを選択します。

    • 全員 - ログインしていないユーザーを含むすべてのユーザーが、あなたが受信したフィードバックを表示できます。

    • 認証済ユーザー - ログインしているユーザーのみが、あなたが受信したフィードバックを表示できます。

    • ユーザーのコネクション - あなたとあなたのコネクションのみが、あなたが受信したフィードバックを表示できます。

    • ユーザーのみ - 誰もあなたが受信したフィードバックを表示できません。

  3. 「保存」をクリックします。