ツールとサービス
WebCenter Portalでは、ポータル・メンバーがコラボレーションおよびコミュニケーションに使用できるツールおよびサービスが提供されます。WebCenter Portalが正しくインストールおよび構成され、必要な外部バックエンド・サーバーへの有効な接続がシステム管理者によって設定されると、ツールおよびサービスがポータルで使用できるようになります。
一部のツールおよびサービスはデフォルトで使用でき、その他のツールおよびサービスは追加構成が必要です。詳細
ポータル・イベント・カテゴリの作成および管理
ポータル・イベント・カテゴリによって、ユーザーは特定のイベントをグループ化できます(チーム・ミーティング、個人の予定、顧客ミーティングなど)。
カテゴリには名前と、必要に応じて色を関連付けることができます。色を選択した場合、そのカテゴリに属しているイベントは、「イベント」ページや「イベント」タスク・フローでその色で表示されます。
ポータルでイベント・カテゴリを作成および管理するには、次の手順を実行します。
ポータルのメール配信リストの構成
メール配信リストは、ポータル通信用の効率的な機能を備えています。メール・サーバーがMicrosoft Exchangeで、Microsoft Active Directory Server (ADS)がインストールされており、アクティブなディレクトリ接続の詳細(LDAP)がメール・サーバー接続の設定で提供されている場合、WebCenter Portalによって各ポータルにデフォルトの配信リストが作成されます。
デフォルトの配信リストを使用するかわりに、次のようにポータルのメールの配信リストを変更できます。
Oracle SES: ファセットがサポートされない検索に戻す
Oracle SESリリース11.2.2.2では、検索にファセットのサポートが含まれています。ただし、非ファセット検索のタスク・フローを使用する設定に戻すことができます。
ヒント:
ファセットがサポートされない検索を使用する設定に戻すことができますが、この操作はお薦めしません。最適なパフォーマンスとスケーラビリティのためには、ファセットがサポートされたOracle SESリリース11.2.2.2を使用してください。非ファセット検索に戻すには、次の手順を実行します。
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「ツールとサービス」ページで、「検索」を選択します。
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このポータルで(ファセットのかわりにリファイナを使用する)「検索 - 非ファセット検索」タスク・フローを使用するには、「ファセットがサポートされた新規検索タスク・フローを使用します」チェック・ボックスの選択を解除します(選択されている場合)。
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「適用」をクリックします。
このページの次回アクセス時にこのページの残りの設定がグレー表示され、検索 - 非ファセット検索タスク・フローのパラメータで検索設定を構成することが必要となります。
ヒント:
パフォーマンスとスケーラビリティを最大化し、ファセットのサポートを確保し、構成を簡易化するために、検索 - ファセット検索タスク・フローを使用することをお薦めします。
Oracle SES: ファセット検索のフィルタリング・ドロップダウンの構成
「結果タイプとフィルタリング」セクションでは、検索結果に表示する結果タイプと、フィルタリング・ドロップダウンに含める項目(存在する場合)を選択できます。フィルタリングにより、ユーザーは検索結果またはグローバル検索ボックスのフィルタ・リストを使用して検索結果を絞り込むことができます。
フィルタリングの選択を構成するには、次の手順を実行します。
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「ツールとサービス」ページで、「検索」を選択します。
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「ファセットがサポートされた新規検索タスク・フローを使用します」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
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グローバル検索ボックスからフィルタリング・ドロップダウンを削除するには、「フィルタリング・ドロップダウンの有効化」チェック・ボックスを選択解除します。
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ドロップダウンおよび検索結果の左側にあるフィルタ・リストに含める結果タイプと、結果タイプの表示順序を選択するには、「使用可能な結果タイプ」リストと「含める」リストの間で結果タイプを移動させます。
注意:
ポータルおよびページのメタデータのみ(ポータル・コンテンツまたはページ・コンテンツではなく)が検索され、デフォルトでは、これらの結果タイプはポータルでは除外されます。ポータルおよびページのメタデータを検索結果に含めるには、「含める」リストに「ポータル」および「ページ」を追加します。
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「保存」をクリックします。
Oracle SES: ファセットがサポートされた検索範囲の構成
ファセット検索を使用すると、複数のフィルタ(作成者、ポータルまたは最終更新日による検索など)を適用して情報を検索できます。WebCenter Portalでは、ファセット・サポートを使用するように検索範囲を構成できます。
ファセット・サポートを使用するように検索範囲を構成するには、次の手順を実行します。
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「ツールとサービス」ページで、「検索」を選択します。
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「ファセットがサポートされた新規検索タスク・フローを使用します」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
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検索範囲を選択して、現在のポータルまたはすべてのポータル(ホーム・ポータルを含む)から結果を表示します。
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「保存」をクリックします。
Oracle SES: ファセットの構成
ファセット検索を使用すると、複数のフィルタ(作成者、ポータルまたは最終更新日による検索など)を適用して情報を検索できます。WebCenter Portalでは、ファセット・サポートを使用するように検索範囲を構成できます。
「ファセット」セクションでは、このポータルの検索結果で表示するファセットを選択できます。ファセットを使用すると、ユーザーは新しい検索を実行せずに索引データをナビゲートできます。検索内のファセット・ナビゲーションにより、ユーザーは検索対象を明確にすることができ、また新しい発見さえも可能になります。
ファセットを構成する手順:
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「ツールとサービス」ページで、「検索」を選択します。
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「ファセットがサポートされた新規検索タスク・フローを使用します」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
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「使用可能なファセット」列を表示します。
注意:
システム管理者は、Oracle SES内でまずファセット(必須の
Scope
、GUID
およびServiceID
ファセットを含む)を構成する必要があります。システム管理者は、Oracle SES内でファセットを作成、変更、および削除します。(WebCenter Portalでは、「検索」管理ページが開くまでファセットの変更が検出されません。)「使用可能なファセット」列が空の場合は、システム管理者がファセットを構成していません。 -
ファセットの表示順序を変更するには、「使用可能なファセット」リストと「含める」リスト間でファセットを移動します。たとえば、「ポータル」を「使用可能なファセット」リストに移動すると、「ポータル」ファセットは検索結果ページには表示されません。
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「保存」をクリックします。
Oracle SES: カスタム属性を使用した検索結果の強化
「カスタム属性」セクションでは、検索結果に表示されるカスタム検索属性と、それらの属性の表示順序を選択できます。「ツールとサービス」→「検索」管理ページが開いていると、WebCenter PortalはOracle SESへのコールを行って、使用可能なカスタム(標準ではなく)属性をフェッチします。
カスタム属性を使用して検索結果を強化するには、次の手順を実行します。
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「ツールとサービス」ページで、「検索」を選択します。
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「ファセットがサポートされた新規検索タスク・フローを使用します」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
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検索結果に表示されるように「使用可能な属性」リストから選択して「含める」列に移動させ、上/下矢印キーを使用して表示順序を指定します。
注意:
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以前のWebCenter Portalリリースで検索属性を構成している場合(検索タスク・フローのパラメータを使用して構成)、アップグレード後にOracle SESおよび「検索」管理ページで、これらのカスタム属性を設定する必要があります。新しい「検索 - ファセット検索」タスク・フローは、「検索」管理ページ(タスク・フロー・パラメータではなく)で設定されたカスタム属性をサポートします。
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検索結果ページには、Oracle SES管理ツールの「グローバル設定」→検索の属性名の翻訳ページで指定されたカスタム属性の翻訳された名前が表示されます。カスタム属性名は、ユーザー・ロケールで翻訳された名前です。ただし、「検索」管理ページには、カスタム属性の基本名(つまり、翻訳されていない名前)が表示されます。
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属性はコンテンツ・サーバーのMetadata Listパラメータに追加する必要があります。
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「保存」をクリックします。