Oracle WebCenter Portalの新機能
Oracle WebCenter Portalの新機能、拡張機能および変更点の概要を次に示します。
リリース12c (12.2.1.4.0) — 2023年4月
機能 | 説明 |
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カスタム・ファセットの大/小文字を区別しない検索 | Elasticsearch 7.17.xと統合されている場合、カスタム・ファセットで大/小文字を区別しない検索のサポートが追加されました。 |
「保存済検索の作成および管理」UI | 検索語および検索に選択されたファセットを表示するために、「保存済検索の作成および管理」UIが更新されました。『Oracle WebCenter Portalでのポータルの使用』の検索結果の保存に関する項を参照してください。 |
検索結果UI | 検索結果UIが更新されました。検索結果が表示されると、簡単に選択できるように、各ファセット値のチェック・ボックスが表示されるようになりました。『Oracle WebCenter Portalでのポータルの使用』のElasticsearchを使用したグローバル検索の実行に関する項を参照してください。 |
リリース12c (12.2.1.4.0) — 2023年1月
機能 | 説明 |
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OpenSearchを使用したOCI検索サービスとの統合 | WebCenter Portalでは、OpenSearchを使用したOracle Cloud Infrastructure (OCI)検索サービスとの統合がサポートされるようになりました。『Oracle WebCenter Portalの管理』のOpenSearchを使用したOCI検索サービスとの統合に関する項を参照してください。 |
コンテンツ・サーバー接続のカスタム管理者 | コンテンツ・サーバー接続を作成する前に、カスタム管理者を作成する必要があります。『Oracle WebCenter Portalの管理』のカスタム管理者ユーザーの作成に関する項を参照してください。 |
リリース12c (12.2.1.4.0) — 2022年10月
機能 | 説明 |
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ElasticsearchのSSLサポート | SSLの使用を有効にしたElasticsearchサーバーのサポートはこのパッチの一部です。『Oracle WebCenter Portalの管理』のHTTPSを使用したElasticsearchの保護に関する項を参照してください。 |
選択したファセットの保存検索への保存 | 検索問合せを保存すると、選択したファセットも保存される機能が追加されました。『Oracle WebCenter Portalでのポータルの使用』の検索結果の保存に関する項を参照してください。 |
OpenSearchを使用したOCI検索サービス | OpenSearch機能を使用したOCI検索サービスのサポートは、評価用に製品に含まれていますが、現時点では本番で使用することを目的としていません。これは、本番リリース前の評価のために、このバージョンのWebCenter Portalで導入されています。今後、本番バージョンが提供される予定です。関心のある顧客またはパートナは、サポート・チケットを発行してWebCenter Portal製品管理に連絡すると、機能評価のためにドキュメントを使用できるようになります。 |
リリース12c (12.2.1.4.0) — 2022年7月
機能 | 説明 |
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手動による再索引付けクロールの開始 | 検索属性のフィールド・タイプを変更すると、フル・クロールではなく再索引付けクロールを開始できます。『Oracle WebCenter Portalの管理』の手動による再索引付けクロールの開始に関する項を参照してください。 |
検索結果のファイル・タイプのフィルタ | 検索結果に表示しないファイル・タイプを指定できる機能が追加されました。『Oracle WebCenter Portalの管理』の検索結果でのファイル・タイプ除外の構成を参照してください。 |
リリース12c (12.2.1.4.0) — 2022年4月
機能 | 説明 |
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Elasticsearchのバージョン | WebCenter Portalでは、7.17以降のElasticsearch 7.x製品バージョンのすべてのマイナー・バージョンがサポートされます。Elasticsearch 7.17.0は、4月のWebCenter Portalバンドル・パッチでテストされています。『Oracle WebCenter Portalの管理』のWebCenter Portal用のElasticsearchの構成を参照してください。 |
リリース12c (12.2.1.4.0) — 2022年1月
機能 | 説明 |
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新しいElasticsearchのバージョン | 最新のElasticsearchのバージョンは6.8.22です。 |
検索問合せパターンの構成 | 検索問合せパターンを構成するための新機能が追加されました。『Oracle WebCenter Portalの管理』の検索問合せパターンのカスタマイズに関する項を参照してください。 |
リリース12c (12.2.1.4.0) — 2021年10月
機能 | 説明 |
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Elasticsearchクラスタ | Elasticsearchクラスタのサポートが追加されました。『Oracle WebCenter Portalの管理』のクラスタの設定に関する項を参照してください。 |
「フォルダの下のコンテンツ」があるコンテンツ・プレゼンタの拡張 | 「フォルダの下のコンテンツ」オプションがあるコンテンツ・プレゼンタ・タスクフローが更新されました。「ソート順序」と「結果の制限」という2つの新しいフィールドが追加されました。『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のフォルダのコンテンツの選択に関する項を参照してください。 |
コンテンツ・プレゼンタ問合せの最大制限を増やす機能 | CMIS問合せおよび問合せの結果の最大制限を増やすためのオプションが用意されています。『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のコンテンツ・プレゼンタ・タスク・フローのパラメータに関する項を参照してください。 |
リリース12c (12.2.1.4.0) — 2021年7月
機能 | 説明 |
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手動による高速クロールの開始 | ドキュメントに対する高速クロールを開始するための検索オプションが追加されました。変更されたすべてのアイテムのメタデータ・フィールドのみをクロールします。『Oracle WebCenter Portalの管理』の高速クロールの手動起動に関する項を参照してください。 |
リリース12c (12.2.1.4.0) — 2021年4月
機能 | 説明 |
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新しいElasticsearchのバージョン |
最新のElasticsearchのバージョンは6.8.13です。 |
Coherenceキャッシュのクリア | Coherenceキャッシュをクリアするための新しいWLSTコマンドが提供されています。『WebCenter WLSTコマンド・リファレンス』のdeleteWebCenterPortalCoherenceCacheに関する項を参照してください。 |
個別のセッション・タイムアウト・オプション | パブリック・ユーザーおよび認証済ユーザーに個別のセッション・タイムアウトを指定するオプションが追加されました。『Oracle WebCenter Portalの管理』のセッション・タイムアウト設定の指定に関する項を参照してください。 |
リリース12c (12.2.1.4.0) — 2020年4月
機能 | 説明 |
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ウィンドウ・タイムアウトの設定 | 新しいカスタム属性wcAdfLastWindowSessionTimeout がWebCenter Portalに追加され、Windowsタイムアウトが設定できます。『Oracle WebCenter Portalの管理』のセッション・タイムアウト設定の指定に関する項を参照してください。
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Coherenceキャッシュ構成ファイル | ポータルおよびコンテンツ・プレゼンタの両方で、同じCoherenceキャッシュ構成ファイルを使用できます。『Oracle WebCenter Portalの管理』のデフォルト構成のオーバーライドに関する項を参照してください。 |
リリース12c (12.2.1.4.0) — 2019年9月
機能 | 説明 |
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ポータルおよびコンテンツの検索のためのElasticsearchのサポート |
Oracle WebCenter Portal 12c (12.2.1.4.0)では、情報を簡単かつ迅速に検索できるようにElasticsearchがサポートされています。Elasticsearchを使用して、ドキュメント、Wiki、ブログ、ページ・メタデータ、ディスカッションおよびお知らせなどのポータルおよびコンテンツを検索できるようにWebCenter Portalを構成できます。 『Oracle WebCenter Portalの管理』のElasticsearchを使用したWebCenter Portalでの検索の管理に関する項および『Oracle WebCenter Portalでのポータルの使用』のElasticsearchを使用した情報の検索に関する項を参照してください。 |
コンテンツ・パブリッシャのテキスト・コンポーネント、スタイル・テキスト・コンポーネントおよびHTMLコンポーネントなどのページ・コンポーネントのコンテンツを検索する機能 | WebCenter Portalを使用してグローバル検索で情報をすばやく見つけ出し、フィルタとファセットを使用して結果を絞り込み、検索結果を保存します。『Oracle WebCenter Portalでのポータルの使用』のElasticsearchでの情報の検索に関する項を参照してください。 |
カスタム・ファセットを追加する機能 | Oracle WebCenter Portalは、新しい検索を実行せずに検索結果を絞り込むファセット検索をサポートしています。『Oracle WebCenter Portalの管理』のElasticsearchでのカスタム・ファセットの作成に関する項を参照してください。 |
ファセット検索を追加する機能 | 実行した検索は、検索語を再入力しなくても後で再実行できるように保存できます。また、保存した検索はポータルで共有できます。『Oracle WebCenter Portalでのポータルの使用』の検索結果の保存に関する項を参照してください。 |
コンテンツ・ビューアでドキュメントを表示する機能 | コンテンツ・ビューアを使用すると、ユーザーにドキュメントを表示できます。『Oracle WebCenter Portalでのポータルの使用』のコンテンツ・ビューアでのドキュメントの表示に関する項を参照してください。 |
投票とアンケート | ポータルに投票を追加し、ポータル・メンバーがオンライン投票を作成、管理および分析できるようにします。『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のポータルへの投票の追加に関する項を参照してください。 |
2つのセキュリティ・モードがあるアーカイブ・ファイル | アーカイブ・ファイルには、高セキュリティ・モードと中程度セキュリティ・モードを設定できます。非セキュア・モードは削除されています。『Oracle WebCenter Portalの管理』のアーカイブ・ファイルの保護に関する項を参照してください。 |
Jive機能の非推奨 |
Oracle WebCenter Portalでは、Jive機能(お知らせおよびディスカッション)のサポートが非推奨となりました。リリース12c (12.2.1.4.0)より前のリリースからアップグレードした場合、アップグレードしたインスタンスでJive機能は使用可能なままですが、これらの機能にOracleサポートは提供されません。次のリリースでは、アップグレードしたインスタンスでもJive機能は使用できなくなります。 |
モザイクとユニコーンの組込みページ・テンプレートの非推奨 |
リリース12c (12.2.1.4.0)からは、Oracle WebCenter Portalでの組込みページ・テンプレートMosaicおよびUnicornのサポートは非推奨になりました。ただし、以前のリリースからアップグレードした場合、これらのページ・テンプレートは、アップグレードしたインスタンスで引き続き使用できます。 |
Omni Portletの非推奨 |
Oracle WebCenter Portalでは、Omni Portletのサポートは非推奨になりました。 |
ページレットの非推奨 | Oracle WebCenter Portalでは、ページレットのサポートは非推奨になりました。 |
Oracle Secure Enterprise Search (SES)との統合の非推奨 | Oracle WebCenter Portalでは、SESとの統合のサポートは非推奨になりました。以前のリリースからアップグレードした場合、Oracle SESを使用するように、アップグレードしたインスタンスを構成できます。このリリースでは、Elasticsearchを使用してオブジェクトの索引付けと検索を行うようWebCenter Portalを構成する必要があります。「WebCenter Portal用のElasticsearchの構成」を参照してください。 |
Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの新機能12c (12.2.1.4.0)
F23912-10
2023年4月
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