18.1 時系列の構成

時系列機能は、デフォルトでは無効になっています。この機能は、管理UIの「プロパティ管理」または「時系列」オプションを使用して構成できます。

ノート:

「プロパティ管理」オプションを使用してこの機能を有効または無効にする場合、同じ変更が「時系列」UIで反映されます(またはこの逆)。この機能を有効または無効にした後、サーバーを再起動し、「コントリビュータ」UIをリロードする必要があります。
時系列機能を構成する前に、services.xmlファイルを<ORACLE_HOME/wcsites/webcentersites/sites-home/template/configディレクトリからコピーし、<DOMAIN_HOME>/wcsites/wcsites/configディレクトリに貼り付けます。

「時系列」UIを使用して時系列機能を構成するには、次の手順を実行する必要があります。

  1. 一般管理者としてAdminインタフェースにログインします。

  2. 「一般的な管理」ツリーで、「時系列」 > 「構成」オプションをクリックします。

  3. 「時系列: 構成」ページで、次のように詳細を入力します。

    • 「有効」または「無効」オプションを選択します。

    • 「アセット・タイプの選択」リストから任意のアセット・タイプを選択します。

    • 「デフォルトでサポートされるアセット・タイプ」が表示されます。

    • 「リビジョン・トラッキングの管理」リンクを選択し、アセットのリビジョンを追跡します。

      • 「リビジョン・トラッキングの管理」ページで、「保持するリビジョン」フィールドに数値を入力し、リビジョンを追跡するアセットを選択し、「保存」をクリックします。

      • 追跡したアセット・タイプのリビジョンを削除するには、「過剰なリビジョンの除去」フィールドに日付を指定し、「保存」をクリックします。その日付より前に追跡したリビジョンがすべて削除されます。

この機能を構成するには、管理UIの「プロパティ管理」オプションを使用してプロパティの値を変更します。プロパティを変更するには:

  1. 一般管理者としてAdminインタフェースにログインします。

  2. 「一般的な管理」ツリーで、「管理」>「システム・ツール」>「プロパティ管理」オプションをクリックします。

    プロパティ名 デフォルト値 説明
    cs.enabletimeline false

    このプロパティで、システムのタイムライン機能が有効か無効かを制御します。値がfalseの場合、タイムラインは無効です。

    タイムラインを有効にするには、この値をtrueにします。

    cs.revisionassettype   選択したアセット・タイプがリビジョン・トラッキングされていない場合、リビジョン・トラッキングを有効にします。cs.revisionassettypeをコンテンツ・アセット・タイプのカンマ区切りのリストに設定します(フレックスおよびベーシック・アセット・タイプはユーザーによって作成されます)。たとえば、cs.revisionassettype=Content_C,Content_P,Product_P,Product_C,AVIArticle,AVIImageです
    cs.showassetsifnoasset false プレビュー中のアセットの動作が指定したプレビュー日に対して存在しないことを定義します。

    値がtrueの場合、使用可能なリビジョンがあれば、1つ目の使用可能なリビジョンが返されます。リビジョンがなければ、現在のアセットが返されます。この設定は、すべてのリビジョン・サポートのアセット・タイプに対してのみ適用されます。

    値がfalseの場合、空の結果が返されます。cs.enabletimelineがtrueに設定されている場合にのみ使用されます。

Adminインタフェースのプロパティ管理ツールにアクセスし、それを使用してプロパティ値を確認または変更する方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesプロパティ・ファイル・リファレンス』プロパティ管理ツールの使用に関する項を参照してください。

ガイドラインおよび制限事項の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesでの開発』タイムライン・モードでのアセットのプレビューに関するガイドラインと制限事項に関する項を参照してください。