第III部 JSONデータの挿入、更新およびロード
Oracle Databaseにデータを挿入、更新およびロードするための通常の方法では、JSONデータが使用されます。また、JSONダンプ・ファイルの内容から外部表を作成することもできます。
- JSONデータの挿入、更新およびロードの概要
データベースAPIを使用して、Oracle DatabaseでのJSONデータの挿入または変更を行うことができます。Oracle SQLファンクションjson_transform
またはjson_mergepatch
を使用すると、JSON文書を更新できます。ファイルシステムのファイルに含まれるJSONデータをデータベースに公開する外部表を作成することで、このようなデータを直接処理できます。 - Oracle SQLファンクションJSON_TRANSFORM
Oracle SQLファンクションjson_transform
はJSON文書を変更します。実行する変更操作、および変更する場所を示すSQL/JSONパス式を指定します。各操作は、指定した順序で入力データに適用され、それ以前の操作がすべて適用された結果に作用します。 - JSONマージ・パッチによるJSONドキュメントの更新
Oracle SQLファンクションjson_mergepatch
使用して、JSONドキュメントの特定の部分を更新できます。指定したJSONドキュメントに対する変更を指定するJSONマージ・パッチ・ドキュメントを渡します。JSONマージ・パッチはIETF標準です。 - 外部JSONデータのロード
JSONデータのデータベース表を、JSONダンプ・ファイルの内容から作成できます。