187.1.6 UNDO_ADVISORファンクション

このファンクションは、アドバイザ・フレームワークを使用して現行インスタンスに問題があるかどうかを確認し、推奨事項を提供します。

構文

ノート:

このファンクションは、undo_managementがautoに設定されている場合に使用する必要があります。

メモリー内の履歴情報を使用した出力の表示:

DBMS_UNDO_ADV.UNDO_ADVISOR(
    instance_id IN NUMBER)
RETURN VARCHAR2;  

開始時間と終了時間を使用した出力の表示:

DBMS_UNDO_ADV.UNDO_ADVISOR(
    start_time  IN DATE,
    end_time    IN DATE,
    instance_id IN NUMBER)
RETURN VARCHAR2; 

開始および終了AWRスナップショットIDを使用した出力の表示:

DBMS_UNDO_ADV.UNDO_ADVISOR(
    begin_snap  IN NUMBER,
    end_snap    IN NUMBER,
    instance_id IN NUMBER)
RETURN VARCHAR2; 

パラメータ

表187-7 UNDO_ADVISORファンクションのパラメータ

パラメータ	説明
start_time	指定期間の開始時間。
end_time	指定期間の終了時間。
begin_snap	開始スナップショット識別子。これは、AWRでのbegin_snap識別子からの履歴情報に基づいています。
end_snap	終了スナップショット識別子。これは、AWRでのend_snap識別子までの履歴情報に基づいています。
instance_id	現行インスタンスのインスタンスID。