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サーバーのハードウェアとメモリー構成の確認

サーバー構成に関する情報を収集するには、この手順を使用します。

  1. サーバー上の物理RAMのサイズを確認するには:
    # /usr/sbin/lsattr -E -l sys0 -a realmem
  2. 使用可能なRAMおよびスワップ領域を確認するには:
    # /usr/sbin/lsps -s
    値をファイナライズする前に、使用可能なRAM領域およびスワップ領域用に複数の値を選択することをお薦めします。これは、ユーザーとコンピュータとの対話によって使用可能なRAMおよびスワップ領域が常に変化しているためです。
  3. 構成済スワップ領域のサイズを確認するには:
    # /usr/sbin/lsps -a
    追加のスワップ領域の構成方法は、必要に応じてオペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
  4. /tmpディレクトリで使用可能な領域容量を確認します。
    # df -m /tmp

    /tmpディレクトリの空き領域が、必要な領域の要件を満たさない場合、次のいずれかのステップを実行します。

    • ディスク領域の要件が満たされるように、/tmpディレクトリから不要なファイルを削除します。

    • Oracleユーザーの環境の設定時に、TMPおよびTMPDIR環境変数も、/tmpではなく使用するディレクトリに設定します。

    • /tmpディレクトリを含むファイル・システムを拡張します。

  5. システムの空きディスク領域量を確認します。
    # df -g
    # df -m
  6. システム・アーキテクチャでソフトウェアを実行できるかどうかを確認します。
    # /usr/bin/getconf HARDWARE_BITMODE
    このコマンドで想定される出力は64です。想定した出力が表示されない場合、このシステムにそのソフトウェアはインストールできません。
    システムが64ビット・モードで起動していることを確認するには:
    # /usr/sbin/bootinfo -K

    このコマンドの結果に、64ビット・カーネルが有効であることを示す64と表示される必要があります。

    プロセッサ・アーキテクチャがインストールするOracleソフトウェアのリリースと適合することを確認します。想定した出力が表示されない場合、このシステムにそのソフトウェアはインストールできません。

    ノート:

    AIX Based Systemsについては、Oracle Databaseでは、64ビット・カーネルがサポートされます。32ビット・カーネル・アプリケーションはサポートされません。
  7. 実行レベルを確認するには:
    /usr/bin/who -r