A インストール前のタスクの手動完了
インストール前の構成タスクは手動で実行できます。
Oracle Universal Installerおよびクラスタ検証ユーティリティの修正スクリプトを使用して、最小構成設定を完了することをお薦めします。修正スクリプトを使用できない場合、最小システム設定を手動で完了します。
- IBM AIXのシェル制限およびシステム構成パラメータの構成
次のトピックでは、修正スクリプトを使用して構成できない場合に、シェル制限およびシステム構成パラメータを手動で構成する方法を説明します。 - 非同期入出力プロセスの確認
IBM AIX 6およびIBM AIX 7では、非同期入出力(AIO)デバイス・ドライバはデフォルトで有効です。IBM AIX 6でもIBM AIX 7でも、aioserverプロセスの数をデフォルト値より増やします。aio_maxreqsの推奨値は64k(65536)です。IBM AIX 6でもIBM AIX 7でも、この値を確認します。 - UDPおよびTCPカーネル・パラメータの手動設定
修正スクリプトまたはCVUを使用してエフェメラル・ポートを設定しない場合は、NDDを使用して、カーネルTCP/IPエフェメラル・ポート範囲が、予想されるサーバーのワークロードに対して十分なエフェメラル・ポートを提供できることを確認します。