Oracle Grid Infrastructureのユーザー環境構成のチェックリスト
このチェックリストを使用して、Oracle Grid Infrastructureインストールでのオペレーティング・システムのユーザー、グループおよび環境を計画します。
表1-5 Oracle Grid Infrastructureのユーザー環境構成
チェック内容 | タスク |
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Oracleインベントリ(oraInventory)およびOINSTALLグループの要件を確認します。 |
Oracleインベントリ・ディレクトリは、システムにインストールされているOracleソフトウェアの中央インベントリです。これは、Oracleソフトウェアのすべてのインストール所有者のプライマリ・グループである必要があります。プライマリ・グループがOracle Inventoryグループであるユーザーは、中央インベントリに対して読書きできるOINSTALL権限が付与されます。
使用するOracleソフトウェア・インストール所有者のすべてが、OINSTALLグループとして指定されたグループをプライマリ・グループとして利用できることを確認します。 |
標準またはロール割当てのシステム権限のオペレーティング・システム・グループおよびユーザーを作成します |
このインストレーション・ガイドでの説明に従って、セキュリティ要件に応じてオペレーティング・システム・グループとユーザーを作成します。 Oracleソフトウェア・インストール所有者のリソース制限の設定およびその他の要件を設定します。 グループおよびユーザーの名前には、ASCII文字のみを使用する必要があります。 ノート: 既存のデーモン・ユーザーを削除しないでください。デーモン・ユーザーが削除されている場合は、それを追加する必要があります。 |
Oracleソフトウェアの環境変数の設定を解除します。 |
既存のOracleソフトウェア・インストール環境があり、同じユーザーを使用して今回のインストールを行う場合、次の環境変数 環境変数に |
Oracleソフトウェア所有者環境を構成します。 |
次の作業を実行して、oracleまたはgridユーザーの環境を構成します。
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インストールのroot権限の委任オプションを確認します。 |
インストール中に、rootユーザーとして構成スクリプトを実行する必要があります。プロンプトに従ってrootとしてこれらのスクリプトを手動で実行するか、インストール時にroot権限の委任オプションを使用して構成情報およびパスワードを指定できます。 rootスクリプトを自動的に実行するには、インストール時に「構成スクリプトを自動的に実行」を選択します。自動構成オプションを使用するには、すべてのクラスタ・メンバー・ノードのrootユーザーの資格証明で同じパスワードを使用する必要があります。
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