B インストール前の作業の手動実行
インストール前の構成作業は手動で完了できます。
Oracle Universal Installerおよびクラスタ検証ユーティリティの修正スクリプトを使用して、最小構成設定を完了することをお薦めします。修正スクリプトを使用できない場合、最小システム設定を手動で完了します。
- すべてのクラスタ・ノードでの手動によるSSHの構成
パスワードなしのSSH構成は、必須のインストール要件です。SSHは、インストール時にクラスタ・メンバー・ノードの構成に使用され、またインストール後にはコンフィギュレーション・アシスタント、Oracle Enterprise Manager、Opatchおよび他の機能によって使用されます。 - Oracle ASMLIBを使用したストレージ・デバイス・パスの永続性の構成
Oracle ASMLIBを使用してOracle ASMデバイスを構成するには、次の作業を実行します。 - 手動によるストレージ・デバイス・パスの永続性の構成
ルール・ファイルを作成することにより、ストレージ・ファイル・パスの永続性を保持できます。 - Linuxのカーネル・パラメータの構成
これらのトピックでは、Linuxのカーネル・パラメータを修正スクリプトを使用して構成できない場合に、手動で構成する方法を説明します。 - SUSE Linuxのデフォルトのスレッド制限値の構成
SUSE Linux Enterprise Server 12 SP2以降またはSUSE Linux Enterprise Server 15以降を使用している場合は、DefaultTasksMaxパラメータ値に65535
を設定します。