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アップグレード強制後のアクセス不可能ノードの追加

この手順を使用して、クラスタの強制アップグレード後にアクセス不可能ノードを追加します。

Oracle Grid Infrastructure 12c以上では、クラスタの強制アップグレード後、ここで説明している手順を使用して、アクセス不可能ノードを削除するのではなく、以前のリリースで求められていた、クラスタにノードを追加することが可能になりました。このオプションを使用するには、Oracle Grid Infrastructure 19cソフトウェアがノードにインストールされている必要があります。

  1. クラスタに追加するノードでrootユーザーとしてログインします。

  2. ディレクトリをOracle Grid Infrastructure 19cのGrid_homeディレクトリに変更します。たとえば:

    $ cd /u01/app/19.0.0/grid/
  3. 次のコマンドを実行します。upgraded_nodeは、正常にアップグレードされたクラスタ・ノードの1つです。

    $ rootupgrade.sh -join -existingnode upgraded_node