10 Oracle Grid Infrastructureのインストール後の作業
Oracle Grid Infrastructureのインストール後に構成作業を行います。
Oracle Grid Infrastructureをインストールした後に、いくつかの構成作業を完了する必要があります。また、インストール直後に追加のタスクを完了することをお薦めします。製品を使用する前に製品固有の構成タスクを完了する必要もあります。
ノート:
この章では、基本構成についてのみ説明します。構成およびチューニングの詳細は、製品固有の管理ガイドおよびチューニング・ガイドを参照してください。- インストール後に必要な作業
初期インストールの完了後、使用しているソフトウェア・リリースに必要なパッチをダウンロードして適用します。 - インストール後の推奨作業
インストール後に、次のタスクを完了することをお薦めします - 既存のクラスタへのローカルGIMRの追加
Oracle Grid Infrastructureのインストールの一部としてGIMRを作成しなかった場合は、グリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリ(GIMR)を既存のクラスタに追加できます。 - Oracleスタンドアロン・クラスタでのリモートGIMRの使用
Oracle Grid Infrastructure 19cリリース更新(19.14)以降、インストール中にGIMRを作成しなかった場合は、Oracleスタンドアロン・クラスタにリモートGIMRを使用できます。 - Oracle DatabaseのデフォルトのSGA権限の変更について
Oracle Database 12cリリース2 (12.2.0.1)以降、デフォルトでは、システム・グローバル領域(SGA)への読取りおよび書込み権限はOracleソフトウェア・インストール所有者のみに限定されます。 - Oracle Grid Infrastructureでの以前のOracle Databaseリリースの使用
Oracle Grid Infrastructure 19cインストールで前のリリースのOracle Databaseを使用する場合については、次のトピックを確認します。 - インストール後のOracle Clusterwareバイナリの変更
インストール後にOracle Clusterware構成の変更が必要になった場合は、Gridホームをロック解除する必要があります。Gridホームのロック解除については、この情報を確認します。