以前のリリースのOracle Databaseの使用に関する一般的な制限
Oracle Database 19c、18c、Oracle Database 12cリリース1と2およびOracle Database 11gリリース2 (11.2.0.3以上)は、Oracle Grid Infrastructure 19cで使用できます。
srvctl
、lsnrctl
または他のOracle Grid Infrastructureホーム・ツールのバージョンを、以前のバージョンのデータベースを管理するために使用しないでください。以前のOracle Databaseリリースは、以前のOracle Databaseホームにあるツールのみを使用して管理します。以前のリリースのデータベースに対応する正しいツールのバージョンを使用するには、管理対象のデータベースまたはオブジェクトのOracleホームからツールを実行します。
データベースのバージョンがOracle Database 11gリリース2以上の場合にのみ、Oracle DatabaseホームをOracle ASM Cluster File System (Oracle ACFS)に格納できます。
Oracle Flex ASMクラスタに11.2データベースをインストールする場合は、Oracle ASMカーディナリティがAll
に設定されている必要があります。
ノート:
Oracle Database 11gリリース2をOracle Grid Infrastructure 19cとともにインストールする場合は、Oracle DatabaseのOracle Universal Installer (OUI)を実行する前に、ローカル・ノードでのみ次のコマンドを実行します。
Grid_home/oui/bin/runInstaller -ignoreSysPrereqs -updateNodeList
ORACLE_HOME=Grid_home "CLUSTER_NODES={comma_separated_list_of_nodes}"
CRS=true LOCAL_NODE=local_node [-cfs]
Grid_homeが共有の場所にある場合のみ、-cfs
オプションを使用します。