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10.1.2 Windowsファイアウォールの例外の構成

Oracleソフトウェアが接続要求を受け入れることをできるようにするには、ファイアウォールの特定の静的伝送制御プロトコル(TCP)ポートを開くか、または選択したポートへの接続要求を受信できるように特定の実行可能ファイルの例外を作成することによって、Windowsファイアウォールを構成する必要があります。

WindowsのTCPポートをリスニングするOracle Databaseの実行可能ファイルと、その実行可能ファイルの簡単な説明を確認します。それらの実行可能ファイルが使用中で、リモートのクライアント・コンピュータからの接続を受信している場合は、適切な処理が行えるように、Windowsファイアウォールの例外リストに追加することをお薦めします。また、複数のOracleホームを使用している場合は、たとえば、oracle.exeなどの同じ実行可能ファイルのためにファイアウォールの例外を複数回(実行可能ファイルがロードされる各ホームに1つ)作成する必要があります。