日本語PDF インストレーションおよびアップグレード・ガイド Oracle Grid InfrastructureおよびOracle RACのネットワークの構成 Oracle Grid InfrastructureのIP名およびアドレスの要件 マルチクラスタのGNSのIP名およびアドレスの要件 GNSクライアント・データ・ファイルの作成および使用 4.5.4.4 GNSクライアント・データ・ファイルの作成および使用 GNSクライアント・データ・ファイルを生成して、Oracle Grid Infrastructureインストールを実行中のGNSクライアント・クラスタ・メンバー・ノードに、そのファイルをコピーします。 GNSサーバー・クラスタ・メンバーで次のコマンドを実行します(path_to_fileは、作成するGNSクライアント・データ・ファイルの名前およびパスの場所)。srvctl export gns -clientdata path_to_file -role {client | secondary}たとえば:C:\> srvctl export gns -clientdata C:\Users\grid\gns_client_data -role client GNSクライアント・クラスタのインストールを実行するGNSクライアント・ノード上の安全なパスに、GNSクライアント・データ・ファイルをコピーします。Oracleインストール・ユーザーには、このファイルへのアクセス権限が必要です。他のユーザーにGNSクライアント・データ・ファイルへのアクセス権限を付与しないことをお薦めします。 インストールの実行中、そのファイルへのパスを入力するように求めるメッセージが表示されます。 GNSクライアント・クラスタ・インストールの完了後、いずれかのGNSサーバー・クラスタ・メンバーで次のコマンドを実行してGNSサービスを起動する必要があります(path_to_fileは、GNSクライアント・データ・ファイルの名前およびパスの場所)。srvctl add gns -clientdata path_to_fileたとえば:C:\> srvctl add gns -clientdata C:\Users\grid\gns_client_data 関連項目 Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド 親トピック: マルチクラスタのGNSのIP名およびアドレスの要件