deinstallコマンドにより削除されるファイル
deinstallコマンドは、システムからOracleソフトウェアおよびファイルを削除します。
deinstallを実行すると、構成解除して削除するホーム以外に、中央インベントリ(Inventory)に他の登録済ホームが含まれていない場合、deinstallはOracle Databaseインストール所有者のOracleベース・ディレクトリで次のファイルおよびディレクトリの内容を削除します。
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admin -
cfgtoollogs -
checkpoints -
diag -
oradata -
fast_recovery_area
Optimal Flexible Architecture(OFA)構成を使用してインストールを構成すること、およびOracleソフトウェアが排他的に使用するOracleベースとOracleホーム・パスを予約することを強くお薦めします。Oracleソフトウェアを所有するユーザー・アカウントによって所有されるOracleベース内のこれらの場所に、ユーザーのデータがある場合、このデータはdeinstallによって削除されます。
注意:
Oracle Database構成ファイル、ユーザー・データおよび高速リカバリ領域(FRA)ファイルがOracleベース・ディレクトリ・パスの外に配置されていても、これらはdeinstallコマンドによって削除されます。