7.5 共有記憶域にOracle ASMを使用するためのシステムの準備
Oracle ASMをOracle ClusterwareまたはOracle RACファイルの共有記憶域ソリューションとして使用するには、ソフトウェアのインストールを開始する前に、特定のタスクを実行する必要があります。
- Oracle ASM上の既存のOracle Databaseディスク・グループの指定と使用
既存のディスク・グループを指定して、そのディスク・グループが持つ空きディスク領域を確認します。必要な場合は、Oracle ASMディスク・グループのデバイスに障害グループを指定します。 - Oracle ASMディスク・グループで使用するディスクの選択
システムに適切なディスク・グループが存在しない場合は、適切なディスク・デバイスを設置または指定して、新しいディスク・グループを追加します。 - Oracle ASMディスク検出文字列の指定
Oracle ASMインスタンスを初期化すると、ASM_DISKSTRING
初期化パラメータの値を使用して指定したパスにあるすべてのディスクの内容が検出されて調査されます。