Oracleホームからのdeinstallコマンドの実行
Oracleホームからdeinstallコマンドを実行できます。
deinstallコマンドによって、Oracleソフトウェアが停止し、オペレーティング・システム上のOracleソフトウェアおよび構成ファイルが削除されます。
例12-1 Oracleホーム内からのdeinstall.batの実行
deinstallコマンドを実行する最も一般的な方法は、削除対象のOracleホームにインストールされているバージョンを使用することです。deinstallコマンドはローカルのOracleホームのソフトウェア構成を確認し、各プロンプトでデフォルト値を提供します。デフォルト値を受け入れることも、別の値を優先することもできます。Oracleホームのソフトウェアが実行されていない場合(インストール失敗の後など)、deinstallコマンドは構成を確認できないため、対話的に、またはレスポンス・ファイルですべての構成の詳細を提供する必要があります。Oracleホーム・ディレクトリにあるdeinstallコマンドを使用するには、次のコマンドを実行します(C:\app\19.0.0\gridはGridホームの場所)。
クラスタからOracle Grid Infrastructureインストールを削除するには、管理者グループのメンバーとしてログインして、次のコマンドを使用します。
C:\> C:\app\19.0.0\grid\deinstall\deinstall.batプロンプトに従って追加情報を入力してください。
ノート:
削除対象のOracleホーム以外の場所からdeinstallコマンドを使用する場合は、コマンドラインで-homeオプションを指定する必要があります。