特定のセッションのSQL統計の取得
get
/database/performance/active_sessions_history_waits/{sid},{seq_number}/active_sql
GV$SESSION_WAIT_HISTORYの現在の待機を使用して、特定のセッションのGV$SQLAREAからレコードを返します。クライアントは、このサービスを起動するにはSQL管理者ロールが必要です。
リクエスト
サポートされるメディア・タイプ
- application/json
パス・パラメータ
- seq_number: number
待機イベントの順序番号。直近は1。
- sid: number
セッション識別子。
レスポンス
サポートされるメディア・タイプ
- application/json
200 レスポンス
特定のセッションの現在実行中のSQL文に関する統計。
ルート・スキーマ: PerformanceActionSessionHistoryWaitsActiveSQLItem
タイプ:
object
メモリー内にあり解析済で実行準備ができているがイベントを待機中のSQL文に関して統計情報を説明します。属性のリストは、データベースのバージョンによって異なる場合があります。
ソースの表示
- action(optional): string
SQL文の初回解析時に実行中であり、DBMS_APPLICATION_INFO.SET_ACTION.をコールして設定したアクションの名前を含む
- action_hash(optional): integer
ACTION列に指定されているアクションのハッシュ値
- address(optional): string
このカーソルの親に対するハンドルのアドレス
- application_wait_time(optional): integer
アプリケーションの待機時間(マイクロ秒)
- bind_data(optional): string
バインド・データ
- buffer_gets(optional): integer
すべての子カーソルについて、取得したバッファの合計数
- child_latch(optional): integer
カーソルを保護している子ラッチ番号。この列は廃止されたが、旧バージョンとの互換性を保つために残されている。
- cluster_wait_time(optional): integer
クラスタの待機時間(マイクロ秒)。
- command_type(optional): integer
Oracleコマンド・タイプ定義
- con_id(optional): integer
データが関係するコンテナのID。
- concurrency_wait_time(optional): integer
同時実行性待機時間(マイクロ秒)
- cpu_time(optional): integer
解析、実行およびフェッチに対してこのカーソルで使用される経過時間(マイクロ秒)です。
- direct_reads(optional): integer
すべての子カーソルについて、直接読取りの合計数
- direct_writes(optional): integer
すべての子カーソルについて、ディスク書込みの合計数
- disk_reads(optional): integer
すべての子カーソルについて、ディスク読取りの合計数
- elapsed_time(optional): integer
解析、実行およびフェッチに対してこのカーソルで使用される経過時間(マイクロ秒)です。カーソルがパラレル実行を使用する場合、ELAPSED_TIME_TOTALは、問合せコーディネータへの時間にすべてのパラレル問合せスレーブ処理を加えた累積時間です。
- end_of_fetch_count(optional): integer
カーソルがライブラリ・キャッシュに入れられた後で、このカーソルが完全に実行された回数。カーソルが正常に実行されなかったか、カーソルがクローズまたは再実行される前にこのカーソルによって生成された先頭の数列のみフェッチされたため、カーソルが部分的に実行された場合、この統計の値は増分されない。END_OF_FETCH_COUNT列の値は、EXECUTIONS列の値以下に定義される。
- exact_matching_signature(optional): integer
CURSOR_SHARINGパラメータがEXACTに設定されたときに使用されるシグネチャ
- executions(optional): integer
すべての子カーソルについて、実行の合計数
- fetches(optional): integer
SQL文に関連するフェッチ数
- first_load_time(optional): string
親の作成時刻のタイムスタンプ
- force_matching_signature(optional): integer
CURSOR_SHARINGパラメータがFORCEに設定されたときに使用されるシグネチャ
- full_plan_hash_value(optional): integer
このカーソルに対する完全なSQLプランの数値表現。あるFULL_PLAN_HASH_VALUEの値を別の値と比較すると、2つのプランが同じかどうかを(2つのプランを行単位で比較するより)容易に識別できる。FULL_PLAN_HASH_VALUEは、複数のデータベース・リリースにまたがって比較することはできないので注意。下位互換性はない。
- hash_value(optional): integer
ライブラリ・キャッシュ内の親文のハッシュ値。
- inst_id(optional): integer
関連するV$ビュー情報の取得元のインスタンス番号
- invalidations(optional): integer
すべての子カーソルについての、無効性の合計数
- io_cell_offload_eligible_bytes(optional): integer
Exadataストレージ・システムによるフィルタリングが可能なI/Oのバイト数
- io_cell_offload_returned_bytes(optional): integer
通常のI/Oパスを通してExadataセルから戻されるバイト数
- io_cell_uncompressed_bytes(optional): integer
Exadataセルにオフロードされる非圧縮バイト数(解凍後のサイズ)
- io_interconnect_bytes(optional): integer
Oracle Databaseとストレージ・システムの間で交換されたI/Oのバイト数。
- is_bind_aware(optional): string
カーソルがバインド対応かどうか(Y | N)。問合せが拡張カーソル共有を使用するようにマークされている場合、問合せはバインド対応とみなされる。この問合せは、バインド・センシティブとしてすでにマークされている。
- is_bind_sensitive(optional): string
カーソルがバインド・センシティブかどうか(Y | N)。述語の選択を計算するときにオプティマイザがバインド変数値の1つを照合する場合、およびバインド変数値の変更によってオプティマイザが別のプランを生成する場合、問合せはバインド・センシティブとみなされる。
- is_obsolete(optional): string
カーソルが廃止になったかどうか(Y | N)。子カーソルの数が多すぎると、カーソルが廃止になることがある。
- is_reoptimizable(optional): string
この列には、この子カーソルと一致する次回実行によって再最適化がトリガーされるかどうかが示される。
- is_resolved_adaptive_plan(optional): string
この列は、プランのすべての適用可能部分が最終プランに解決されたかどうかを示す。
- java_exec_time(optional): integer
Java実行時間(マイクロ秒)
- kept_versions(optional): integer
DBMS_SHARED_POOLパッケージを使用して保存するようにマークされた子カーソルの数
- last_active_child_address(optional): string
グループ内で最後にアクティブになった子カーソル(つまり、かわりにGV$SQL内の統計情報を更新した子カーソル)のアドレス(識別子)
- last_active_time(optional): string
問合せプランが最後にアクティブになった時刻
- last_load_time(optional): string
問合せプランがライブラリ・キャッシュにロードされた時刻
- links(optional): array links
- literal_hash_value(optional): integer
CURSOR_SHARINGが使用されている場合、システム生成のバインド変数と置換され、一致させる必要があるリテラルのハッシュ値。この値は、SQL文のハッシュ値ではない。CURSOR_SHARINGが使用されていない場合、この値は0。
- loaded_versions(optional): integer
キャッシュ内にあり、ロード済コンテキスト・ヒープを持つ子カーソルの数
- loads(optional): integer
オブジェクトがロードまたは再ロードされた回数
- locked_total(optional): integer
子カーソルがロックされた合計回数
- module(optional): string
SQL文の初回解析時に実行中であり、DBMS_APPLICATION_INFO.SET_MODULEをコールして設定したモジュールの名前を含む
- module_hash(optional): integer
MODULE列に指定されているモジュールのハッシュ値
- object_status(optional): string
カーソルのステータス
- old_hash_value(optional): integer
古いSQLハッシュ値
- open_versions(optional): integer
この親の下で現在オープンしている子カーソルの数
- optimized_phy_read_requests(optional): integer
監視対象のSQLによって発行された、データベース・スマート・フラッシュ・キャッシュからの物理読取りI/O要求の数
- optimizer_cost(optional): integer
オプティマイザで指定されたこの問合せのコストです。
- optimizer_env(optional): string
オプティマイザ環境
- optimizer_env_hash_value(optional): integer
オプティマイザ環境のハッシュ値
- optimizer_mode(optional): string
SQL文が実行されたモード
- outline_category(optional): string
アウトラインがカーソルの指示中に適用された場合、この列はアウトラインのカテゴリを示す。そうでない場合、この列は空白のまま。
- outline_sid(optional): string
アウトライン・セッション識別子
- parse_calls(optional): integer
この親の下の子カーソルすべてへの解析コールの合計数
- parsing_schema_id(optional): integer
この子カーソルの解析に使用されたスキーマID
- parsing_schema_name(optional): string
この子カーソルの解析に使用されたスキーマ名
- parsing_user_id(optional): integer
この親の下の一番最初のカーソルを解析したユーザーのユーザーID
- persistent_mem(optional): integer
オープン・カーソルの存続期間に使用されるメモリーの固定量。子カーソルが複数存在する場合は、すべての子カーソルの存続期間に使用される、メモリーの固定合計。
- physical_read_bytes(optional): integer
監視対象のSQLによってディスクから読み取られたバイト数。
- physical_read_requests(optional): integer
監視対象のSQLによって発行された物理読取りI/O要求の数。
- physical_write_bytes(optional): integer
監視対象のSQLによってディスクに書き込まれたバイト数。
- physical_write_requests(optional): integer
監視対象のSQLによって発行された物理書込みI/O要求の数。
- pinned_total(optional): integer
子カーソルが確保された合計回数
- plan_hash_value(optional): integer
このカーソルに対する現在のSQLプランの数値表現。PLAN_HASH_VALUEの値を別の値と比較すると、2つのプランが同じかどうかを(2つのプランを行単位で比較するより)容易に識別できる。
- plsql_exec_time(optional): integer
PL/SQL実行時間(マイクロ秒)
- program_id(optional): integer
プログラム識別子
- program_line#(optional): integer
プログラム行番号
- px_servers_executions(optional): integer
パラレル実行サーバーで処理された実行の合計数(文がパラレル実行されなかったときは0)
- remote(optional): string
カーソルがリモート・マップされているか(Y)されていないか(N)
- rows_processed(optional): integer
このSQL文で処理された行の合計数
- runtime_mem(optional): integer
カーソルの実行時に必要なメモリーの固定数。子カーソルが複数存在する場合は、すべての子カーソルの実行時に必要な、すべてのメモリーの固定合計。
- serializable_aborts(optional): integer
すべての子カーソルについて、トランザクションの直列化に失敗してORA-08177エラーとなった回数
- sharable_mem(optional): integer
カーソルが使用している共有メモリーの量。子カーソルが複数存在する場合の、すべての子カーソルに使用される、すべての共有メモリーの合計。
- sorts(optional): integer
すべての子カーソルについて、実行されたソートの合計
- sql_fulltext(optional): string
カレント・カーソルのSQLテキストのすべての文字
- sql_id(optional): string
ライブラリ・キャッシュ内の親カーソルのSQL識別子
- sql_patch(optional): string
この文に使用されるSQLパッチ(ある場合)
- sql_plan_baseline(optional): string
この文に使用されるSQLプラン・ベースライン(ある場合)
- sql_profile(optional): string
この文に使用されるSQLプロファイル(ある場合)
- sql_text(optional): string
カレント・カーソルのSQLテキストの最初の1000文字
- typecheck_mem(optional): integer
タイプ・チェック・メモリー
- user_io_wait_time(optional): integer
ユーザーI/O待機時間(マイクロ秒)
- username(optional): string
待機中のセッションに関連付けられているユーザーの名前
- users_executing(optional): integer
すべての子カーソルについて、文を実行しているユーザーの合計数
- users_opening(optional): integer
子カーソルをオープンしているユーザーの数
- version_count(optional): integer
この親の下でキャッシュ内にある子カーソルの数