第III部 データへのアクセス制御
第III部では、データへのアクセスの制御方法について説明します。
- アプリケーション・コンテキストを使用したユーザー情報の取得
アプリケーション・コンテキストにはユーザーIDが格納されており、これに基づいてデータベースのデータにユーザーがアクセスできるかを否かを決定できます。 - Oracle Virtual Private Databaseを使用したデータ・アクセスの制御
Oracle Virtual Private Database (VPD)を使用すると、データにアクセスするユーザーをフィルタ処理できます。 - 透過的機密データ保護の使用
透過的機密データ保護により、機密データを保持するデータベースのすべての表の列を確認できます。 - データ・ディクショナリでの機密性の高い資格証明データの暗号化
機密性の高い資格証明情報(データ・ディクショナリに格納されているパスワードなど)を暗号化できます。 - 手動によるデータ暗号化
DBMS_CRYPTO
PL/SQLパッケージを使用して、データを手動で暗号化できます。