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96 ORA-54000からORA-54056

ORA-54000: 仮想列機能はまだ実装されていません

原因: 機能は実装されていません。

処置: 機能は近日実装予定です。

ORA-54001: string: 仮想列式に無効な識別子が指定されました

原因: 列式で、表に存在しない列を参照しました。

処置: 表のスカラー列のみを参照するように列式を書き換えてください。

ORA-54002: 仮想列式には純関数のみ指定できます

原因: 列式に、評価がDETERMINISTICでない関数が含まれていました。

処置: 純関数のみを参照するように列式を書き換えてください。

ORA-54003: 指定したデータ型は仮想列でサポートされていません

原因: 仮想列ではスカラー・データ型のみがサポートされています。LONG、BLOB、REFおよびBFILEデータ型は仮想列ではサポートされていません。

処置: サポートされているスカラー・データ型を使用して式列を指定してください。

ORA-54004: 仮想列の結果データ型はサポートされていません

原因: 基礎となる式のデータ型は、サポートされていません。仮想列ではスカラー・データ型のみがサポートされています。LONG、BLOB、REFおよびBFILEデータ型は仮想列ではサポートされていません。

処置: サポートされているスカラー・データ型を戻す仮想列の式を指定してください。

ORA-54005: キーワードVIRTUALはここでは指定できません

原因: キーワードVIRTUALが繰り返されたか、誤って指定されました。

処置: 指定された構文からキーワードを削除してください。

ORA-54006: キーワードVISIBLEはここでは指定できません

原因: キーワードVISIBLEが繰り返されたか、誤って指定されました。

処置: 指定された構文からキーワードを削除してください。

ORA-54007: キーワードHIDDENはここでは指定できません

原因: キーワードHIDDENが繰り返されたか、誤って指定されました。

処置: 指定された構文からキーワードを削除してください。

ORA-54008: 索引構成表では式列はサポートされていません

原因: 式列を使用して索引構成表を作成または変更しようとしました。

処置: これらの列はサポートされていません。DDLを変更してください。

ORA-54009: 外部表では式列はサポートされていません

原因: 式列を使用して外部表を作成または変更しようとしました。

処置: これらの列はサポートされていません。DDLを変更してください。

ORA-54010: 一時表では式列はサポートされていません

原因: 式列を使用して一時表を作成または変更しようとしました。

処置: これらの列はサポートされていません。DDLを変更してください。

ORA-54011: クラスタ表では式列はサポートされていません

原因: 式列を使用してクラスタ表を作成または変更しようとしました。

処置: これらの列はサポートされていません。DDLを変更してください。

ORA-54012: 列式で仮想列が参照されています

原因: この仮想列は、別の仮想列の式で参照されました。

処置: どの仮想列の列式定義でも、いずれかの仮想列が参照されないようにしてください。

ORA-54013: 仮想列ではINSERT操作は許可されていません

原因: 値を仮想列に挿入しようとしました。

処置: 仮想列の値を指定せずに文を再発行してください。

ORA-54014: CTAS操作の結果表に仮想列が含まれています

原因: CTAS操作で作成中の表に仮想列定義が含まれています。

処置: 作成中の表から仮想列定義を削除してください。

ORA-54015: 複数の列式が指定されました

原因: 追加または作成中の仮想列の式が、既存または以前に指定されたファンクション索引式または仮想列式と競合しています。

処置: 式が重複しないように仮想列の式を変更してください。

ORA-54016: 無効な列式が指定されました

原因: 仮想列式が有効な算術式ではなく、表の別の列を参照している可能性があります。

処置: 仮想列の式を変更してください。

ORA-54017: 仮想列ではUPDATE操作は許可されていません

原因: 仮想列の値を更新しようとしました。

処置: 仮想列の値を設定せずに文を再発行してください。

ORA-54018: この式には仮想列が存在します

原因: 指定された索引式は既存の仮想列に一致します。

処置: 索引式を一致する仮想列と置換して、文を再発行してください。

ORA-54019: 仮想列式はパーティション化列のため変更できません

原因: パーティション化列でもある仮想列の式を変更しようとしました。

処置: これはサポートされていません。

ORA-54020: 仮想列式はサブパーティション化列のため変更できません

原因: サブパーティション化列でもある仮想列の式を変更しようとしました。

処置: これはサポートされていません。

ORA-54021: パーティション化列またはサブパーティション化列ではPL/SQL式を使用できません

原因: PL/SQL式が含まれている仮想列で表をパーティション化しようとしました。

処置: これはサポートされていません。

ORA-54022: 列に索引が定義されているため仮想列式を変更できません

原因: 索引が作成されている仮想列の式を変更しようとしました。

処置: 索引を使用禁止状態に変更してください。式を変更してから、索引を再作成してください。

ORA-54023: 列に制約が定義されているため仮想列式を変更できません

原因: 制約が定義されている仮想列の式を変更しようとしました。

処置: 制約を削除してから、式を変更してください。

ORA-54024: 組織キューブ表では式列はサポートされていません

原因: 式列を使用して組織キューブ表を作成または変更しようとしました。

処置: これらの列はサポートされていません。DDLを変更してください。

ORA-54025: 仮想列にはデフォルト値を含めることができません

原因: 仮想列を変更してデフォルト値を含めようとしました。

処置: これは有効ではありません。DDLを変更してください。

ORA-54026: 実際の列には式を含めることができません

原因: 実際の列を変更して式を含めようとしました。

処置: これは有効ではありません。DDLを変更してください。

ORA-54027: 仮想列のデータ型は変更できません

原因: 基礎となる式を変更せずに仮想列のデータ型を変更しようとしました。

処置: 基礎となる式を、データ型の変更に適合するように変更してください。

ORA-54028: 仮想列のHIDDEN/VISIBLEプロパティは変更できません

原因: 仮想列のHIDDEN/VISIBLEプロパティを変更しようとしました。

処置: 仮想列のプロパティを変更せずにDDLを再発行してください。

ORA-54029: 仮想列はトリガー本体では更新できません

原因: 仮想列の値をトリガー本体で変更しようとしました。

処置: これは有効ではありません。トリガー定義を変更してください。

ORA-54030: 仮想列と式のデータ型が一致しません

原因: 列の作成後に仮想列式が変更されました。

処置: 仮想列に対応するデータ型を返すよう、基礎となる式を変更してください。

ORA-54031: 削除または変更する列は、仮想列式で使用されています

原因: 仮想列式で使用されている列を削除または変更しようとしました。

処置: 最初に仮想列を削除するか、または削除する列への依存性をなくすように仮想列式を変更してください。

ORA-54032: 名前を変更する列は、仮想列式で使用されています

原因: 仮想列式で使用されている列の名前を変更しようとしました。

処置: 最初に仮想列を削除するか、または名前を変更する列への依存性をなくすように仮想列式を変更してください。

ORA-54033: 変更する列は、仮想列式で使用されています

原因: 仮想列式で使用されている列のデータ型を変更しようとしました。

処置: 最初に仮想列を削除するか、または変更する列への依存性をなくすように仮想列式を変更してください。

ORA-54034: 仮想列は、ファンクション索引式に対しては使用できません

原因: 1つ以上の仮想列に対して定義された式を使用してファンクション索引を作成しようとしました。

処置: 通常の列のみを使用して索引式を指定してください。

ORA-54035: キーワードHIDDENはここでは指定できません

原因: 仮想列に対してHIDDENキーワードを指定しようとしました。

処置: これはサポートされていません。

ORA-54036: ON DELETE SET NULL句が指定された参照制約を仮想列に定義することはできません

原因: 仮想列の参照整合性制約に対してON DELETE SET NULL句を指定しようとしました。

処置: ON DELETE SET NULL句を指定せずに文を再発行してください。

ORA-54037: 表には、仮想ではない列が少なくとも1列必要です

原因: 仮想列のみで表を作成しようとしました。

処置: 作成中の表に仮想でない列を少なくとも1列含めます。

ORA-54038: 仮想列は暗号化できません

原因: 仮想列を作成または変更して暗号化しようとしました。

処置: データがディスクに格納されないため、仮想列には暗号化は必要ありません。

ORA-54039: 表には、非表示ではない列が少なくとも1つ必要です

原因: 非表示列のみがある表を作成またはそのような表に変更しようとしました。

処置: 作成または変更する表には非表示ではない列を少なくとも1つ含めてください。

ORA-54040: システム生成列の可視性は変更できません。

原因: システム生成の列の可視性を変更しようとしました。

処置: これはサポートされていません。

ORA-54041: 抽象データ型列の可視性は変更できません。

原因: 抽象データ型の列の可視性を変更しようとしました。

処置: サポートされているデータ型を使用して列の可視性の変更を指定してください。

ORA-54042: このタイプの表では、非表示の列はサポートされていません。

原因: サポートされていない表タイプに列を作成するか、またはその列の表示を変更しようとしました。非表示の列は、ヒープまたは索引構成表(IOT)に対してのみサポートされています。

処置: これらの列はサポートされていません。DDLを変更してください。

ORA-54043: IOTに含まれる列は非表示にできません。

原因: 索引構成表(IOT)に含まれる列の表示を変更しようとしました。

処置: これはサポートされていません。

ORA-54044: 列レベルのオブジェクト権限が含まれる列の可視性は変更できません。

原因: 列レベルのオブジェクト権限を持つ列の可視性を変更しようとしました。

処置: 列レベルのオブジェクト権限を取り消してから、列を非表示にしてください。

ORA-54045: 非表示の列には列レベルのオブジェクト権限を付与できません。

原因: 列レベルのオブジェクト権限を非表示の列に付与しようとしました。

処置: その列を表示されるように変更してから、列レベルのオブジェクト権限を付与してください。

ORA-54046: 列の可視性の変更を、その他の変更済列のDDLオプションとともに行うことはできません。

原因: 他の変更済の列プロパティの変更と、列の可視性の変更を組み合せようとましした。

処置: 列の可視性の変更を別のDDLに分けてください。

ORA-54047: 仮想列は、オブジェクト・リレーショナル記憶域を持つXMLType表では使用できません

原因: 仮想列でオブジェクト・リレーショナルXMLType表を作成しようとしました。

処置: オブジェクト・リレーショナル記憶域を持つXMLType表に仮想列を作成しないでください。この機能は使用できません。

ORA-54048: 列式の変更を他の列DDL操作と組み合せて行うことはできません。

原因: 列の式の変更を他の列操作と組み合せる試みが行われました。

処置: 列式の変更をスタンドアロンDDLに分離します。

ORA-54049: 外部表では式エディション列はサポートされていません

原因: エディションの式の列を使用して外部表を作成または変更しようとしました。

処置: これらの列はサポートされていません。DDLを変更してください。

ORA-54050: リダクション済の列の型または属性がサポートされていません。

原因: リダクション・ポリシーを含む列を変更して、その列にサポートされていない型または属性を指定しようとしました。仮想列はデータ・リダクションではサポートされていません。INVISIBLE属性を持つ列は、データ・リダクションによってサポートされません(これは、ユーザー指定の非表示列とシステム生成の非表示列の両方に適用されます)。ベクトル・エンコードされた列は、データ・リダクションによってサポートされません。

処置: 非リダクション列の名前を指定するか、DBMS_REDACTパッケージのDROP_POLICY PL/SQLプロシージャを使用して、列からリダクション・ポリシーを削除してから変更してください。REDACTION_POLICIESおよびREDACTION_COLUMNSカタログ・ビューで、すべてのリダクション・ポリシーとリダクション済の列のリストを確認します。

ORA-54051: システム生成の仮想列は主キーにできません。

原因: システム生成の仮想列*を主キーとして指定しようとしました。

処置: 処置は必要ありません

ORA-54052: システム生成のファンクション索引仮想列の名前は変更できません。

原因: システム生成のファンクション索引仮想列の名前を変更しようとしました。

処置: 処置は必要ありません

ORA-54053: SYSユーザーが所有する表の列の可視性は変更できません。

原因: SYSユーザーが所有する表から列の可視性を変更しようとしました。

処置: SYSユーザーが所有していない表でDDLを実行します。

ORA-54054: システム生成仮想列またはguard列を制約に含めることはできません。

原因: システム生成の仮想列またはguard列を含む制約を追加しようとしました。

処置: 処置は必要ありません

ORA-54055: インメモリー仮想列式は、システム生成列または非表示の列を参照できません。

原因: システム生成または非表示列に仮想列式を作成しようとしました。

処置: システム生成または非表示の列に仮想列式を作成しないでください。

ORA-54056: 機密列ではサポートされていない操作です

原因: 機密列の可視性を変更するか、または機密列をベクトル・エンコードに変更しようとしました。

処置: 重要でない列の名前を指定するか、DBMS_TSDP_MANAGEパッケージのDROP_SENSITIVE_COLUMN PL/SQLプロシージャを使用して、変更する前に列の機密性を削除します。