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98 ORA-57000からORA-59850

ORA-57000: TimesTen IMDBエラー: string

原因: TimesTen操作中にエラーが発生しました。

処置: 診断のためTimesTenエラー・ドキュメントでエラー・コードを検索してください。

ORA-57005: TimesTen Grid一時トランザクションの失敗: string

原因: TimesTen Grid要素に一時的に到達できなかったため、トランザクションが失敗しました。

処置: トランザクションをロールバックし直ちに再試行してください。

ORA-57006: TimesTen Gridトランザクションの失敗: string

原因: TimesTen Grid要素に一時的に到達できなかったため、トランザクションが失敗しました。

処置: トランザクションをロールバックし、要素がリカバリされるのを待って、トランザクションを再試行します。要素のリカバリには管理者の処置が必要な場合があります。

ORA-57007: TimesTen Grid一時文の失敗: string

原因: TimesTen Grid要素に一時的に到達できなかったため、文が失敗しました。

処置: 直ちに現在の文を再試行してください。

ORA-57008: TimesTen Grid文の失敗: string

原因: TimesTen Grid要素は一時的に使用できません。

処置: 要素がリカバリされるのを待って、現在の文を再試行します。要素のリカバリには管理者の処置が必要な場合があります。

ORA-59000: 一部のリバランス・フェーズが実行されませんでした

原因: グループに対する以前のリバランスが、すべてのフェーズで実行されていませんでした。

処置: 詳細は、GV$ASM_OPERATIONを参照してください。ALTER DISKGROUP REBALANCEコマンドを使用して、すべてのリバランス・フェーズを実行します。

ORA-59001: ディスク'string'はディスク'string'より先にオンラインにする必要があります。

原因: 別のオフライン・ディスクに存在するデータの古いコピーが含まれているディスクをオンラインにしようとしました。

処置: 正しい順序でディスクをオンラインにしてください。FORCEオプションを使用してこのチェックを無効にすることができます。

ORA-59002: ディスクの再検証が失敗しました(ASMディスク・グループ'string'、インスタンスstring、原因: ORA-string)。

原因: ディスクの再検証の失敗には、さまざまな理由がある可能性があります。検出時のORA-15020のシグナリングもその1つである可能性があります。詳細については、アラート・ログを参照してください。

処置: 再試行を発行する前に、動作しているディスクがクラスタ内のすべてのノードに表示されていることを確認してください。

ORA-59003: データベースは分割の準備が完了していません。

原因: 準備されていないか前回完了しなかったデータベースで、分割が発行されました。

処置: 分割を発行する前にデータベースを準備するか、既存のミラー・コピーを削除してからミラー分割操作を再試行してください。

ORA-59004: グループstringのリバランスが実行されていません。

原因: 実行されていないリバランスのプロパティを変更しようとしました。

処置: 別のリバランスをスケジュールするには、MODIFYキーワードを指定しないでALTER DISKGROUP REBALANCEコマンドを発行します。

ORA-59005: このプラットフォームではOracle ASM IOServerの機能はサポートされていません。

原因: このプラットフォームでは、ASM IOServer機能はサポートされていません。

処置: Oracle ASM IOServer機能をサポートしているプラットフォームのリストをドキュメントで参照し、それらのプラットフォームのいずれかに移行することを検討してください。

ORA-59006: 古いデータベース・インスタンスからの接続リクエストが拒否されました。

原因: データベース・インスタンスが、古いIOServerクラスタからフェールオーバーしようとしました。

処置: データベース・インスタンスを再起動して、新しい接続を開始します。

ORA-59007: クライアントから使用可能なネットワークが見つかりません

原因: データベース・インスタンスが、構成されたASMネットワークを使用していませんでした。

処置: データベース・インスタンス内のASMネットワーク構成を確認してください。

ORA-59008: すべての構成済ASMネットワークを使用できません。

原因: 構成済のすべてのASMネットワークにエラーが発生しました。ASM IOServerを続行できませんでした。

処置: 構成済ASMネットワークのインタフェースのステータスを確認します。インタフェースが動作可能になった後で、ASM IOServerインスタンスを再起動します。

ORA-59009: ASM IOServerインスタンスはクライアントを受け入れる準備ができていません。

原因: ASM IOServerインスタンスに、クライアントを受け入れる準備ができていませんでした。

処置: ASM IOServerインスタンスがクライアントを受け入れるようにするには、'alter system enable client access'を実行します。

ORA-59010: クライアントstringが接続されているASM IOServerインスタンスは停止できません。

原因: 1つ以上の接続されたクライアントを持つASM IOServerインスタンスにSHUTDOWNコマンドが発行されました。

処置: このASM IOServerインスタンスを使用しているすべてのクライアントを停止し、SHUTDOWNコマンドを再試行してください。または、SHUTDOWN ABORTコマンドを使用して、すべてのクライアントから強制的に切断することもできます。

ORA-59011: オフラインのディスクが多すぎるため、グループstringの操作に失敗しました

原因: ディスク・グループ内にオフラインのディスクが多すぎます。

処置: ディスクがオンラインであることを確認し、操作を再試行してください。

ORA-59012: ディスク%0!sが無効な物理セクター・サイズ(%1!s)を使用しています。

原因: ディスクで、標準ではないか現在サポートされていない物理セクター・サイズ値が使用されています。

処置: ディスクをASMディスク・グループのために使用することはできません。

ORA-59013: ディスク%0!sが無効な論理セクター・サイズ(%1!s)を使用しています。

原因: ディスクで、標準ではないか現在サポートされていない論理セクター・サイズ値が使用されています。

処置: ディスクをASMディスク・グループのために使用することはできません。

ORA-59014: ファイル%0!s(ディスク・グループ%1!s)は分割の準備ができていませんでした

原因: 指定されたファイルは分割の準備ができませんでした。

処置: エラーの原因の詳細については、付属のエラー・メッセージを確認してください。

ORA-59015: Oracle ASMスクラブが無効化されています。

原因: Oracle ASMスクラブを実行しようとしましたが、無効になっていました。

処置: Oracle ASMスクラブを有効にします。

ORA-59016: 記号が無効なため、ディスク・グループstringにマウントできません

原因: 名前に無効な文字が含まれているディスク・グループに対して、マウント操作が試行されました。バージョン12.2.0.2.0以降では、ディスク・グループ名には英数字とアンダースコアのみを使用する必要があります。

処置: renamedgツールを使用して、ディスクグループ名を有効な名前に変更します。その後、ディスク・グループを制限モードでマウントし、ASM SQLコマンド'ALTER DISKGROUP name RENAME DISKS ALL'を使用することで、ディスクの名前を変更します。

ORA-59017: Oracle ASMスクラブにより、前の操作が停止されています。

原因: 前の操作が停止している場合、システムでは、新しいスクラブ操作は受け入れられません。

処置: 前のOracle ASMスクラブ操作が完全に停止するまで待ってから、新しい操作を開始します。

ORA-59018: Oracle ASMスクラブには、少なくとも1MBの割当て単位サイズが必要です。

原因: 割当て単位が1MB未満だったため、操作が実行されませんでした。

処置: 割当て単位が1MB以上のディス・クグループに対して操作を実行してください。

ORA-59019: SCRBプロセスを開始できません

原因: ASM Scrubbing Master (SCRB)プロセスが起動中に失敗しました。

処置: アラート・ログを確認して、プロセスの起動に失敗した理由を調べてください。

ORA-59020: ミラー・コピー'%0!s'(ディスク・グループ'%1!s')の削除がすでに進行中です

原因: ミラー・コピー削除は、指定されたファイル・グループに対してすでに発行されています。

処置: 前のミラー・コピー削除が完了するまで待ちます。ASMアラート・ログを確認するか、またはV$ASM_FILEGROUPビューを使用して、対応するファイル・グループが削除されていることを確認してください。

ORA-59021: 子ファイル'%0!s'(ディスク・グループ'%1!s')の削除は許可されていません

原因: 子ファイルを削除しようとしたため、操作に失敗しました。

処置: 子ファイルは、ミラー・コピー削除操作の一部としてのみ一括して削除できます。

ORA-59022: 準備が完了していないため、ミラー・コピー'%0!s'(ディスク・グループ'%1!s')の削除が失敗しました

原因: ミラー・コピーの準備が完了していません

処置: ミラー・コピーの準備が完了するまで待ちます。ASMアラート・ログを確認するか、またはV$ASM_FILEGROUPビューを使用してファイル・グループの分割ステータスを確認してください。

ORA-59023: コマンドには、'%0!s'が'%1!s'に設定されている必要があります

原因: ディスク・グループで、必要なバックグラウンド操作がまだ実行されており、それによって属性nameが値valueに設定されていませんが、これはコマンドの前提条件です。

処置: ディスク・グループ内のすべてのディスクがオンラインであることを確認し、属性が適切な値に設定されるまで待ちます。ディスク・グループ内のいずれかのディスクがオフラインの場合、属性が適切な値に設定されないことがあります。これには時間がかかる場合があります。

ORA-59024: ファイル分割が完了しているため、ミラー・コピー'%0!s'(ディスク・グループ'%1!s')の削除が失敗しました

原因: ミラー・コピーの分割が完了しています。

処置: 処置は必要ありません

ORA-59025: データベース'%0!s'のミラー・コピーの作成に失敗しました

原因: 操作しようとしたとき、またはASMインスタンスとの通信時にエラーが発生したときに、データベースの別のミラー・コピーが存在していました。

処置: PREPARED状態のミラー・コピーが存在する場合は、既存のミラー・コピーを使用して別のデータベースを作成するか、既存のミラー・コピーを削除します。ミラー・コピーがFAILED状態で存在する場合、ミラー・コピーを削除します。その後で、操作を再試行してください。

ORA-59026: ファイル・グループはミラー・コピーの準備が完了しているため、ファイル・グループ'%0!s'(ディスク・グループ'%1!s')の削除が失敗しました

原因: 準備されたミラー・コピーがあるファイル・グループを削除することはできません。

処置: 準備されたすべてのミラー・コピーを削除して、もう一度試してください。

ORA-59027: ミラー・コピーがある場合、ファイル・グループの冗長性は変更できません

原因: データベースのミラー・コピーが存在していたか、ディスク・グループで、必要なバックグラウンド操作がまだ実行されており、それによってファイル・グループの冗長性を変更できなくなっていました。

処置: 既存のミラー・コピーを使用して別のデータベースを作成するか、既存のミラー・コピーを削除しリバランス操作が完了するまで待ちます。その後で、操作を再試行してください。

ORA-59028: データベース'%0!s'での最後のミラー分割操作後に、リバランスが完了しませんでした

原因: 最後のミラー分割操作後のリバランスがまだ実行中かスケジュールされていません。

処置: リバランスがすでに実行されている場合はそれを完了させ、そうでない場合は新しく発行します。

ORA-59029: %0!sのすべてのASMディスクは、すでにオンライン中であるか、オンラインになっています。

原因: すでにオンラインであったかオンラインにしようとしていたディスクを、オンラインにしようとしました。

処置: ONLINE文を変更して障害グループまたはディスク・グループ内のディスクを除外する前に、ディスクのステータスを確認してください。

ORA-59030: データ・グループ'%0!s'(ファイル・グループ'%1!s'を含む)に含まれるオフライン・ディスクが多すぎます

原因: ファイルを含むディスク・グループのオンライン・ディスクの数が不足しているため、ミラー分割操作に失敗しました。これにより、ターゲット・データベース内の一部のファイルを開けなくなる可能性があります。管理者がエラーを修正できるように、操作は早期に失敗しました。

処置: ディスク・グループで、必要な数のディスクがオンラインになっていることを確認してから、コマンドを再試行してください。

ORA-59031: ミラー・コピー'%0!s' (ディスク・グループ'%1!s'内)での他のミラー分割操作と同時に操作を実行できません

原因: 競合する別のミラー分割操作がすでに実行されていました。

処置: 競合するミラー分割操作が完了した後、再試行してください。

ORA-59032: 最後のミラー分割または冗長性変更操作後に、リバランスが完了しませんでした

原因: 最後のミラー分割操作または冗長性変更の後のリバランス操作が、まだ実行中かスケジュールされていません。

処置: リバランスがすでに実行されている場合はそれを完了させ、そうでない場合はリバランス操作を発行します。

ORA-59033: Oracle ASMインスタンスはSPFILE '%0!s'を開くことができなかったため、起動できませんでした

原因: ASMサーバー・パラメータ・ファイル(SPFILE)を開くことができなかったため、Oracle ASMインスタンスの起動に失敗しました。示されたディスク・グループでSPFILEが構成されました。ディスク・グループ内の1つ以上のディスクにアクセスできませんでした。これは、リモート・ノードまたはノードが非アクティブであることが原因になっている可能性があります。

処置: 'olsnodes'コマンドを発行して、クラスタ内のノードのリストを取得します。以前は非アクティブだったクラスタ内のすべてのリモート・ノードを起動します。このノードで'crsctl start cluster'コマンドを発行し、Oracle ASMインスタンスがアクティブであることを確認します。

ORA-59035: I/O中にHARDCHECKエラーが発生しました

原因: I/O操作中にASMリバランス(ARB)プロセスでHardware Assisted Resilient Data (HARD)チェック・エラーが発生しました。オフライン・ディスクのため、Oracle ASMはHARDチェックを自動的に無効にできません。

処置: アラート・ログで対応するORA-59051エラーを見つけて、HARDチェック・エラーがあるファイル番号を確認してください。それらのファイルが使用されていないか、破棄されているかどうかを評価します。使用されていないか、破棄されている場合は、それらを削除してください。ディスク・グループ内のすべてのディスクをオンラインにし、Oracle ASMでHARDチェックを自動的に無効にできるようにし、ARBプロセスが中断されないようにしてください。

ORA-59036: オフライン・ディスクでは、パリティ冗長性からデータを再構築できません。

原因: パリティ冗長性からデータを再構築しようとしましたが、ディスク・グループの一部のディスクがオフラインであったため、失敗しました。

処置: ディスク・グループのすべてのディスクをオンラインにして、パリティ冗長性からデータを再構築します。

ORA-59037: ミラー・コピー'%0!s' (ディスク・グループ'%1!s'内)の削除が失敗しました

原因: 存在しないミラー・コピーを削除しようとしました。

処置: 有効なミラーのリストは、V$ASM_DBCLONE_INFOを参照してください。指定したミラー・コピーが存在していることを確認し、操作を再試行してください。

ORA-59038: 見つかったミラー・コピーが多すぎます

原因: すでに最大数のミラー・コピーを持つデータベースのミラー・コピーを作成しようとしました。

処置: 既存のミラー・コピーを削除または分割し、操作を再試行してください。

ORA-59039: Oracle ASMスクラブはすでに実行中です。

原因: 別のスクラブ操作がまだ実行されているときに、ASMスクラブ操作を発行しようとしました。

処置: 現在実行中の操作の終了を待って、再試行してください。または、ALTER DISKGROUP DG SCRUB STOPを使用して実行中の操作を停止してください。

ORA-59040: ASMファイル・プロパティが変更されました。

原因: ASMスクラブ操作を発行しようとしましたが、プロパティを1つ変更したファイルがありました。

処置: ASMスクラブ操作が自動的に再試行するのを待ってください。

ORA-59041: データベース'%0!s'には複数のディスク・グループにデータ・ファイルがあります

原因: データ・ファイルが複数のディスク・グループにあるデータベースでミラー分割操作が発行されました。

処置: すべてのデータ・ファイルを単一のディスク・グループに移動するか、他のディスク・グループのデータ・ファイルを削除することで、すべてのデータ・ファイルが同じディスク・グループ上にあるようにしてください。その後で、操作を再試行してください。

ORA-59042: '%0!s'からのデータベースの作成(ミラー・コピー'%1!s'を使用、ディスク・グループ'%2!s'内)が失敗しました

原因: 存在しないミラー・コピーからデータベースを作成しようとしました。

処置: データベースに接続し、有効なミラーのリストについてV$ASM_DBCLONE_INFOを確認してください。指定したミラー・コピーが作成されていることを確認してから、操作を再試行してください。

ORA-59044: グループ'%0!s'の単一パリティ冗長性ファイルを再配置できませんでした。

原因: 削除状態または強制状態のディスクがあるときに、バランス調整または冗長性のリストアのために単一パリティ冗長性ファイルを再配置しようとしました。

処置: DROPPING状態またはFORCING状態のディスクをすべて追加しなおして、操作を再試行してください。これがOracle Applianceの場合は、すべての欠落ディスクも追加しなおして、操作を再試行してください。

ORA-59045: グループ'%0!s'の二重パリティ冗長性ファイルを再配置できませんでした。

原因: 削除状態または強制状態のディスクがあるときに、バランス調整または冗長性のリストアのために二重パリティ冗長性ファイルを再配置しようとしました。

処置: DROPPING状態またはFORCING状態のディスクをすべて追加しなおして、操作を再試行してください。これがOracle Applianceの場合は、すべての欠落ディスクも追加しなおして、操作を再試行してください。

ORA-59046: グループ'%0!s'でパリティ冗長性ファイルの割当てまたは再配置に失敗しました。

原因: 削除状態または強制状態のディスクがあるときに、パリティ冗長性ファイルを割り当てようとしたか再配置しようとしました。

処置: DROPPING状態またはFORCING状態のディスクをすべて追加しなおして、操作を再試行してください。これがOracle Applianceの場合は、すべての欠落ディスクも追加しなおして、操作を再試行してください。

ORA-59047: グループ'%0!s'でミラー・ファイルの割当てまたは再配置に失敗しました。

原因: 削除状態または強制状態のディスクがあるときに、ミラー・ファイルを割り当てようとしたか再配置しようとしました。

処置: DROPPING状態またはFORCING状態のディスクをすべて追加しなおして、操作を再試行してください。これがOracle Applianceの場合は、すべての欠落ディスクも追加しなおして、操作を再試行してください。

ORA-59048: グループ'%0!s'で冗長性をリストアできませんでした。

原因: リバランス中に冗長性をリストアしようとしましたが、削除状態または強制状態のディスクがあるために、一部のユーザー・データまたはASMメタデータで失敗しました。

処置: DROPPING状態またはFORCING状態のディスクをすべて追加しなおしてください。これがOracle Applianceの場合は、すべての欠落ディスクも追加しなおしてください。

ORA-59051: ディスク・グループ'%3!s'のファイル'+%0!s.%1!s.%2!s'でHARDチェック・エラーが発生しました

原因: I/O操作中にASMリバランス(ARB)プロセスでHardware Assisted Resilient Data (HARD)チェック・エラーが発生しました。

処置: HARDチェック・エラーが発生したファイルがエラーに示されています。アラート・ログを確認し、これらのファイルが使用されていないか、破棄されているかどうかを評価します。使用されていないか、破棄されている場合は、それらを削除してください。それ以外の場合は、Oracle ASMのスクラブを使用してそれらを修復してください。

ORA-59058: I/O中に、初期化されていないまたは破棄されたファイル'string'が検出されました。

原因: 初期化されていないまたは破棄されたファイルのエクステント・セットのため、I/O操作中にASMリバランス(ARB)プロセスでHardware Assisted Resilient Data (HARD)チェック・エラーが発生しました。

処置: レポートされたファイルを確認してください。使用されなくなっている場合は、ファイルを削除してください。初期化されていないまたは初期化中である場合は、ファイルが完全に初期化されるまで待機してください。それ以外の場合は、DBVerifyを使用してファイルの整合性をチェックします。

ORA-59064: Oracle ASMディスク%0!s (ディスク・グループ%1!s)はオフライン中です。

原因: Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ディスクがオフラインにするようマークされていたか、オフラインにされている途中であったため、アクセスできませんでした。

処置: ディスクを削除するか、オンラインにした後、操作を再試行してください。

ORA-59065: Oracle ASMディスクはまだオンライン中です。

原因: ブロックのすべての冗長コピーが使用不可であったか、またはオンラインにされている途中のOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ディスク上にあったため、書込みリクエストが失敗しました。

処置: ディスクが完全にオンラインになるまで待ってください。操作を再試行してください。

ORA-59300: サイト名がないか、または無効です

原因: コマンドで、有効なサイト名が指定されませんでした。

処置: 有効なサイト名を指定してください。

ORA-59301: SITEトークンの使用方法が正しくありません

原因: サイト名が、SQL文で一部のディスクには指定され、他のディスクには指定されませんでした。

処置: SQL文で、すべてのディスクにサイト名を指定するかまったく指定せずに、操作を再試行してください。

ORA-59302: 属性stringstring以上である必要があります。

原因: 属性を、サポートされている最小値より低いバージョンに設定しようとしました。

処置: 属性を、サポートされている最小バージョン以上に設定します。または、サポート対象となる最小バージョンを下げて、もう一度お試しください。

ORA-59303: マウントされているディスクグループの属性string (string)はstring以上にする必要があります。

原因: サポートされている最小値より互換性が低いディスク・グループをマウントしようとしました。

処置: 制限されたモードでマウントすることでディスク・グループの互換性を上げるか、サポートされている最小の互換性を下げて、再試行してください。

ORA-59304: ASMで外部およびグローバル・ユーザーはサポートされていません

原因: ASMでサポートされていないユーザー・タイプが指定されました。

処置: Oracle ASMのドキュメントで、ASMで外部およびグローバル・ユーザーがサポートされていないことを確認してください。

ORA-59305: マウントされているディスク・グループはこのソフトウェア・バージョンと互換性がありません。

原因: 互換性のないソフトウェア・バージョンを使用してディスク・グループをマウントしようとしました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-59306: パラメータ'string'が無効です。

原因: パラメータの値が無効です。

処置: 有効なパラメータ値を指定します。

ORA-59307: ディスク・グループ冗長性は「外部」ではありません。

原因: 冗長性タイプが外部ではないディスク・グループ内のディスク障害グループの名前を変更しようとしました。

処置: 冗長性タイプが外部であるディスク・グループを指定します。

ORA-59308: ディスク'string'は、ディスク・グループ'string'にCluster Synchronization Servicesの投票ファイルが含まれるため、サイトに割り当てることができません。

原因: ディスク・グループにクラスタ同期サービス(CSS)投票ファイルが含まれているため、サイトをディスクに割り当てることができませんでした。

処置: コマンド'crsctl replace votedisk'を使用してCSS投票ファイルを別のディスク・グループに移動し、操作を再試行します。

ORA-59309: 障害グループ名'string'は、既存のASMディスクですでに使用されています。

原因: 指定した障害グループ名がすでにこのディスク・グループで使用されています。

処置: 別の障害グループ名を指定してください。

ORA-59311: 指定したASMインスタンス'string'は存在しません。

原因: 指定されたASMインスタンスが存在しなかったか、または終了しています。

処置: 有効なASMインスタンス名を指定します。

ORA-59312: ディスク'string'はOracle Exadataディスクであるため、サイトに割り当てることはできません。

原因: Oracle Exadataディスクにサイトを割り当てる試みは、Oracle Exadataでの操作が許可されていないため失敗しました。

処置: 'cellcli -e alter cell siteName'コマンドを実行して、セル・サイト情報を更新します。

ORA-59313: ブロックのすべてのミラーが失われています。複数のストレージでの失敗が原因である可能性があります。

原因: ストレージ・サブ・システムに複数の障害がありました。ブロックのすべての冗長コピーが失われ、Oracleによって、ブロック・データを冗長コピーからリカバリできなかったことを示すために、失われたブロックのブロック・ロケーションに16進値BADFDA7Aが書き込まれました。

処置: システム・ログとストレージ・ログをチェックして、ブロックが失われる原因となった障害を特定します。

ORA-59314: この操作ではサポートされていないファイル・タイプです

原因: この操作では、指定されたタイプのファイルはサポートされていません。

処置: サポートされているタイプのファイルで操作を再試行してください。

ORA-59315: ファイル'%0!s'(タイプ'%1!s')では、パリティはサポートされていません。

原因: 指定されたファイル・タイプでは、パリティ・ファイルの作成はサポートされていません。

処置: サポートされているファイル・タイプでパリティ・ファイルの作成を再試行してください。

ORA-59316: ASMソフトウェアにディスク・グループstringとの互換性がありません。原因: パッチstringがありません

原因: ASMソフトウェアにディスク・グループとの互換性がありませんでした。

処置: 不足しているパッチを適用し、操作を再試行してください。

ORA-59317: クライアント%0!sのソフトウェアにディスク・グループ%1!sとの互換性がありません。原因: パッチ%2!sがありません

原因: クライアント・ソフトウェアにディスク・グループとの互換性がありませんでした。

処置: 対応するクライアント・ソフトウェアに、不足しているパッチを適用し、操作を再試行してください。

ORA-59318: ASMソフトウェアにディスク・グループstring (COMPATIBLE.ASM string)との互換性がありません

原因: ASMソフトウェアで、COMPATIBLE.ASMの属性値がサポートされていません。

処置: アラート・ログを確認して、不足しているパッチを特定し、そのパッチを適用して、操作を再試行してください。または、COMPATIBLE.ASMをこのソフトウェアでサポートされているバージョンにしてください。

ORA-59319: データベース・ソフトウェアにディスク・グループstring (COMPATIBLE.RDBMS string)との互換性がありません

原因: COMPATIBLE.RDBMSに指定された値に、1つ以上のクライアントとの互換性がありませんでした。

処置: ASMアラート・ログで、クライアントおよび不足しているパッチに関する情報を確認し、対応するデータベース・ソフトウェアにそのパッチを適用し、操作を再試行してください。

ORA-59320: クライアント%0!sのソフトウェアにディスク・グループ%1!s、パッチ%2!sとの互換性がありません

原因: クライアント・ソフトウェアに、指定されたパッチとの互換性がありませんでした。

処置: 対応するクライアント・ソフトウェアに、不足しているパッチを適用し、操作を再試行してください。

ORA-59321: ASMソフトウェアにディスク・グループstring (パッチstring)との互換性がありません

原因: ASMソフトウェアで、指定されたパッチの有効化がサポートされていません。

処置: 不足しているパッチを適用し、操作を再試行してください。

ORA-59322: データベース・ソフトウェアにディスク・グループstring (パッチstring)との互換性がありません

原因: 指定されたパッチに、1つ以上のクライアントとの互換性がありません。

処置: ASMアラート・ログで、クライアントおよび不足しているパッチに関する情報を確認し、対応するデータベース・ソフトウェアにそのパッチを適用し、操作を再試行してください。

ORA-59323: 複数のインスタンスを実行中は、排他インスタンス・モードを変更できません

原因: 実行中のASMインスタンスが少なくとももう1つありました。

処置: コマンドの実行時に、ASMインスタンスが1つのみであることを確認してください。

ORA-59324: ローリング移行またはローリング・パッチの外部では、排他インスタンス・モードを変更できません

原因: ASMクラスタがローリング移行中またはローリング・パッチ適用中ではありませんでした。

処置: ASMクラスタが、ローリング移行中またはローリング・パッチ適用中である必要があります。

ORA-59325: 排他モードでは、複数のASMインスタンスを開始できません

原因: 実行中のASMインスタンスが少なくとももう1つあり、ASMクラスタが排他モードになっていました。

処置: 別のASMインスタンスの起動を試みるときには、ASMクラスタが排他モードでないことを確認してください。

ORA-59326: stringによりASMローリング・モードの終了が阻止されました

原因: 1つ以上のインスタンスによってローリング・モードの終了がブロックされています。

処置: 操作を終了するか、レポートされた操作が完了するまで待ってから、クラスタをローリング・モードから除外してください。

ORA-59327: ディスク・グループ冗長性では、これ以上フェイル・グループを削除することは許可されていません。

原因: 少なくとも1つのフェイル・グループを削除しようとしましたが、その結果、フェイル・グループの数が推奨される数より少なくなりました。

処置: フェイル・グループを削除しようとするときはFORCEオプションを使用してください。詳細は、Oracle ASMインスタンスのトレース・ファイルを確認してください。

ORA-59328: ディスク・グループ冗長性で、これ以上障害グループをオフラインにすることは許可されていません。

原因: 少なくとも1つの障害グループをオフラインにしようとしましたが、定数コンセンサスを維持するために必要なオンライン障害グループの数が減少しました。

処置: オフライン障害グループのオンライン化でオンライン障害グループの数を増やすか、十分な定数または通常の障害グループを追加してください。

ORA-59329: パリティには障害グループが少なくとも%0!s必要ですが、%1!sしか見つかりませんでした

原因: ファイル・グループの冗長性指定をパリティ保護スキームに設定しようとしましたが、障害グループが不十分なため、失敗しました。

処置: ディスク・グループに十分な障害グループを追加してから、ファイル・グループの冗長性を再設定してください。

ORA-59330: ディスク・ゾーンは、仮想的に割り当てられた割当てメタデータを使用するディスク・グループには非推奨です。

原因: 仮想的に割り当てられた割当てメタデータを使用するディスク・グループでは、ディスク・ゾーンはサポートされなくなりました。

処置: ディスク・ゾーンに関連するファイル属性を使用してファイルを作成または変更しないでください。

ORA-59331: グループnumberのリバランス中に再配置が低速化またはハングしています

原因: I/Oデバイスが低速化していたか、応答していませんでした。

処置: この問題に対処するためにリバランスが再開されています。そのため、ただちに必要な処置はありません。このエラーがリバランスで再発する場合は、記憶デバイスの状態を確認してください。

ORA-59500: ACCESS_CONTROL.ENABLED属性がTRUEに設定されたディスク・グループが少なくとも1つない場合は、メンバー・クラスタ'string'を作成できません

原因: ACCESS_CONTROL.ENABLED属性がTRUEに設定されているマウント済ディスク・グループが存在しないときに、メンバー・クラスタを構成しようとしました。

処置: 既存のマウント済ディスク・グループでACCESS_CONTROL.ENABLED属性をTRUEに設定し、すでにACCESS_CONTROL.ENABLED属性がTRUEに設定されているディスク・グループをマウントするか、またはACCESS_CONTROL.ENABLED属性をTRUEに設定してディスク・グループを作成します。操作を再試行してください。

ORA-59501: データベースをIOServerインスタンスに登録できませんでした

原因: データベース・インスタンスを、有効なIOServerインスタンスに登録できませんでした。

処置: アラート・ログを調べて、障害の根本的な原因を特定し、推奨される是正措置を取ってください。

ORA-59502: クライアントのstringへの移動はすでに進行中です

原因: 別のクライアント再配置コマンドが進行中です。

処置: 最初のクライアント再配置コマンドが完了した後、コマンドを再試行してください。

ORA-59503: クライアント'string'は再接続できません

原因: Standardモードのクライアントが、FlexモードをサポートしていないASMインスタンスに再接続しようとしました。

処置: クラスタ内のASMインスタンス構成を確認し、クライアントのモードと一致させます。

ORA-59504: サイト'string'から発行された、ディスク'string' (サイト'string'に構成)をOFFLINEするリクエストを拒否しています

原因: ディスクをオフラインにするリクエストは、ディスクが構成されたサイトとは異なるサイトから発行されたため、ASMインスタンスによって拒否されました。

処置: ディスクが構成されているサイトからリクエストを再試行してください。

ORA-59505: OFFLINEリクエストが拒否されたためインスタンス'string'がサイト'string'でシャットダウン中です

原因: ディスクのオフライン化をリクエストしているサイトからストレージにアクセスできないため、インスタンスが終了しました。

処置: コマンド'crsctl query cluster sites <site_name>'を発行して、指定されたサイトのステータスを取得します。指定されたサイトがQUARANTINED状態の場合は、ストレージのアクセシビリティの問題に対処します。コマンド'crsctl modify cluster site <site_name> -s rejuvenate'を発行して、ストレージ・アクセスがリストアされた後に、ステータスをONLINEに設定します。

ORA-59506: データベース・プロセスのネットワーク読込みに時間がかかりすぎています

原因: ASMインスタンスに接続されたデータベース・インスタンス上のプロセスで、SQL*Netの読込みに時間がかかりすぎました。考えられる原因には、ASMインスタンスが実行されていたノードの障害、または通信チャネルの中断があります。これはフェンス監視プロセス(FENC)またはASMバックグラウンド・プロセス(ASMB)によって検出され、呼び出しが中断されました。

処置: 通常は、使用可能な別のASMインスタンスにデータベース・インスタンスがフェイルオーバーするため、処置は必要ありません。問題が繰り返し発生する場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-59507: パラメータ'%0!s'が、データベースとASMインスタンス'%1!s'の間で一致していません

原因: パラメータの値が、データベース・インスタンス内と、それが接続されているASMインスタンス内とで異なります。

処置: 両方のインスタンスでパラメータを同じ値に設定します。

ORA-59508: 指定されたGUID 'string'が無効です

原因: 指定されたグローバル一意識別子(GUID)が構文上無効であるため、操作が拒否されました。

処置: ハイフン(-)文字または16進リテラル接頭辞(0x)を使用しない32進数(0-f)のテキスト文字列としてグローバル一意識別子(GUID)を指定して、コマンドを再試行してください。詳細は、コマンドのインライン・ヘルプまたは製品のドキュメントを参照してください。

ORA-59509: メンバー・クラスタ'%0!s'の作成に失敗しました。原因: 指定されたGUID '%1!s'はすでに構成されています

原因: 示されたグローバル一意識別子(GUID)を持つ示されたメンバー・クラスタをで追加しようとしましたが、そのGUIDを持つメンバー・クラスタがすでに定義されているため、拒否されました。

処置: コマンド'asmcmd lscc'を実行して、既存のメンバー・クラスタとクラスタGUIDを一覧表示します。まだ構成されていないクラスタGUIDを指定して元のコマンドを再試行します。

ORA-59510: メンバー・クラスタ'string'を変更できません

原因: メンバー・クラスタを変更しようとして失敗しました。

処置: Oracle ASMインスタンスのアラート・ログおよびトレース・ファイルで失敗理由の詳細を確認してください。また、付随するエラー・メッセージを確認してください。

ORA-59511: メンバー・クラスタ'%0!s'は、ディスク・アクセス・モード'%1!s'ですでに構成されています

原因: メンバー・クラスタを変更しようとしましたが、指定されたディスク・アクセス・モードですでに構成されているため、失敗しました。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-59512: 指定されたOracle IOServerインスタンス'%0!s'が存在しません。

原因: 指定されたOracle IOServerインスタンスが存在しなかったか終了しています。

処置: 'srvctl status ioserver'コマンドを発行して、アクティブなOracle IOServerインスタンスをリストします。有効なOracle IOServerインスタンス名を指定し、コマンドを再試行してください。

ORA-59513: stringへのクライアントの再割当てのリクエストを拒否しています

原因: クライアント、またはクライアント接続のあるASMインスタンスがFlexモードで実行されていなかったため、クライアントの再割当てのリクエストが拒否されました。

処置: 両方のインスタンスの構成を確認してください。

ORA-59514: コマンドが、ストレージ・サーバーでサポートされていません。

原因: ストレージ・サーバーでサポートされていないコマンドを実行しようとしました。

処置: メンバー・クラスタでコマンドを再実行します。

ORA-59515: 再配置のコマンドにサービス名がありませんでした。

原因: 再配置用のコマンドが、サービス名なしの無効な形式で指定されました。

処置: 有効なOracleサービス名およびインスタンス名を指定し、コマンドALTER SYSTEM RELOCATE CLIENT TO <service_name/target_id>を再試行してください。

ORA-59516: IOSインスタンスに接続できませんでした。

原因: 必要なIOSインスタンスを見つけることができなかったため、インスタンスは指定された操作を実行できませんでした。

処置: データベース・インスタンスを起動する前に、必要なIOSインスタンスを起動してください。

ORA-59517: コマンドがACCでサポートされていません。

原因: ACC (ASMクライアント・クラスタ)でサポートされていないコマンドを実行しようとしました。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-59518: クライアント・インスタンス%0!sはこのASMインスタンスにすでに接続されています。

原因: 接続がすでにASMバックグラウンド(ASMB)プロセスからこのASMインスタンスに対して存在し、まだアクティブでした。

処置: 処置は必要ありません。クライアント・インスタンスからの他のASMBプロセスが、ディスク・グループを更新します。問題が繰り返し発生する場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-59521: 既存のクライアント・インスタンス%0!sは、このASMインスタンスに接続されています。

原因: 同じクライアント・インスタンスからこのASMインスタンスへの接続が、別のバージョンですでに存在していました。

処置: 同じインスタンス、データベースおよびクラスタ名を持つ他のクライアント・インスタンスがクラスタに存在しないことを確認してください。

ORA-59523: クライアント・インスタンス名'%0!s'は長すぎます。

原因: 指定されたクライアント・インスタンス名が、許容される長さを超えていました。

処置: インスタンス名の長さが30文字までであることを確認してください。INSTANCE_NAMEパラメータおよびORACLE_SIDパラメータをチェックしてください。

ORA-59600: ファイルstringのミラー・コピーが多すぎます; 必要数: string、許容数: string

原因: リクエストされた変更が適用されたときに、指定されたファイルにミラー・コピーが多すぎました。

処置: 冗長性の低いスキームを使用してコマンドを再試行するか、既存の冗長性レベルを下げるか(ミラー分割を準備する場合)、リバランス操作のBALANCEフェーズが完了するまで待ちます。

ORA-59601: ボリュームに関連付けられている場合、ファイル・グループの冗長性は変更できません

原因: ASMボリュームに関連付けられている、1つ以上のファイルが含まれているファイル・グループの冗長性を変更しようとしました。

処置: ファイル・グループに関連付けられたASMボリュームを削除し、操作を再試行します。

ORA-59602: ASM内部ファイルのファイル・グループへの移動は許可されていません。

原因: ディスク・グループを管理するためにASMで使用されるメタデータ・ファイルに対して、ALTER DISKGROUP MOVE FILE TO FILEGROUP文を実行しようとしました。

処置: これは許可されません。

ORA-59603: 操作では、ディスク・グループstring内のすべてのディスクをオンラインにする必要があります

原因: 一部のディスクがオフラインのときに、ファイル・グループの冗長性を変更しようとしました。

処置: オフラインのディスクを削除して、リバランス操作が完了するまで待つか、オフラインのディスクをオンラインにして、オンライン化が完了するまで待ちます。その後で、操作を再試行してください。

ORA-59604: ディスク・グループ'string'のリバランス中にオフライン・ディスクがありました

原因: リバランスが、オフライン・ディスクの存在下で実行されました。

処置: オフライン・ディスクをオンラインにします。

ORA-59605: ファイル'string'は使用できません; ファイル・グループ'string'には、オフラインのディスクが多数あります

原因: 指定されたファイル・グループを使用できなくなったため、ファイルの識別操作が失敗しました。

処置: このディスク・グループ内のすべてのディスクがオンラインであるか削除されていることを確認し、コマンドを再試行します。

ORA-59606: ボリュームに関連付けられているファイル・グループのファイル・タイプごとの冗長性は変更できません

原因: ASMボリュームに関連付けられたファイル・グループ内の1つ以上のファイル・タイプの冗長性を変更しようとしました。

処置: 個々のファイル・タイプではなく、ファイル・グループ全体の冗長性を変更します。

ORA-59607: COMPATIBLE.CLIENTは、デフォルトで読取り専用プロパティです

原因: FORCEオプションなしでファイル・グループのCOMPATIBLE.CLIENTプロパティを変更しようとしました。いかなる場合もCOMPATIBLE.CLIENTプロパティをダウングレードできないため、このプロパティを手動で変更するときは注意が必要です。

処置: このチェックを無効にするには、FORCEオプションを使用します。

ORA-59608: ファイル・グループ・プロパティ'string'には、FORCEオプションを使用できません

原因: FORCEオプションを使用できないプロパティでFORCEオプションを使用しようとしました。

処置: FORCEオプションを削除して、もう一度やり直してください。

ORA-59609: ミラー・コピーが準備されたファイルを移動できません

原因: 準備されたミラー・コピーがあるファイルを移動しようとしました。

処置: 既存のミラー・コピーを使用して別のデータベースを作成するか、既存のミラー・コピーを削除しリバランス操作が完了するまで待ちます。操作を再試行してください。

ORA-59610: データベースのバージョンstringは、ファイル・グループ'string'と互換性がありません

原因: リレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)インスタンスのCOMPATIBLEパラメータが、ファイル・グループのcompatible.clientプロパティの値より小さい値でした。

処置: RDBMSインスタンスのCOMPATIBLEパラメータをcompatible.clientバージョン以上のバージョンに更新してください。

ORA-59611: パリティは%0!s以上のRDBMS互換性を必要とします

原因: パリティ保護をサポートしていないソフトウェア・バージョンのデータベースのファイルを作成またはオープンしようとしたか、ファイル・グループの冗長性を変更しようとしました。

処置: RDBMSの互換性を必要とされるバージョン以上に高くしてください。

ORA-59612: ファイル・グループ'%0!s'はテンプレート・ファイル・グループではありません。

原因: FROM TEMPLATE句で指定されたファイル・グループがTEMPLATEクライアント・タイプではありません。

処置: テンプレート・クライアント・タイプのファイル・グループを使用して、そのプロパティを新しいファイル・グループに継承してください。

ORA-59700: 障害グループstringはサイトstringにすでに属しています

原因: 指定した障害グループを複数のサイトに追加しようとしました。

処置: ディスクの指定時に正しい障害グループ名とサイト名を指定して、操作を再試行してください。

ORA-59701: 指定されたデータ・サイトstringの数が正しくありません。最大許容数: string.

原因: 無効な数のサイトで、拡張冗長性ディスク・グループを作成しようとしました。

処置: ディスク・グループ内の有効な数のサイトを指定して操作を再試行してください。

ORA-59702: 指定された定数サイトstringの数が正しくありません。最大許容数: string.

原因: 無効な数のサイトで、拡張冗長性ディスク・グループを作成しようとしました。

処置: ディスク・グループ内の有効な数のサイトを指定して操作を再試行してください。

ORA-59703: ディスク'string'に矛盾したサイト情報があります

原因: ディスク・ヘッダーに格納されているサイト情報がディスク・グループ情報と一致しませんでした。

処置: ディスク・グループからディスクを削除するか、ディスク・ヘッダーに格納されているサイトと一致するサイト名を指定します。

ORA-59704: コマンドには、少なくともstring個のデータ・サイトとstring個の定数サイトが必要ですが、string個のデータ・サイトとstring個の定数サイトが検出されました

原因: 拡張冗長性ディスク・グループの作成時に指定され検出されたサイトの数が不十分です。

処置: コマンドでデータ・サイトと定数サイトが必要な数だけ指定されていること、および指定されたすべてのディスクがASMによって検出されていることを確認します。V$ASM_DISK固定ビューの問合せで、ASMによって検出されたディスクが表示されます。

ORA-59705: サイトの削除はできません。

原因: サイトを削除しようとしました。

処置: 'ALTER DISKGROUP dg OFFLINE DISK disk'コマンドを使用して、指定されたサイトのディスクをオフラインに設定します。

ORA-59706: 指定した割当て単位サイズ'string'が拡張されたディスク・グループに必要な最小値より小さいです。

原因: 拡張ディスクグループに、割当て単位サイズが4M以上必要でした。

処置: 割当て単位サイズを4M以上に変更して、再試行してください。

ORA-59707: サイト"string"はディスク・グループ"string"に存在しません。

原因: 指定された名前が、ディスク・グループ内のディスクのサイトと一致しませんでした。これは通常、サイト名が正しく指定されていないことを示します。

処置: サイト名を確認してください。

ORA-59708: クラスタ・サイト操作はエラーstringで失敗しました。\nstring

原因: これは内部エラーです。

処置: 付随するエラー・メッセージを確認してください。Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-59709: ディスクstring用のサイトが識別されませんでした

原因: ディスクがどのサイトにも属していませんでした。

処置: SQLコマンドでサイト情報を指定します。ASMアプライアンスの場合、cellcliコマンドを使用してディスクのサイト情報を記録することもできます。非アプライアンスの場合は、asmcmdを使用できます。

ORA-59710: サイト情報がディスク・グループstringとディスクstringで一致しません

原因: 指定したディスクのサイト情報が、ディスク・グループ内の既存のディスクと一致しませんでした。

処置: サイト情報がディスク・グループ内の既存のディスクに関連付けられている場合は、新しいディスクのサイト情報を指定します。サイト情報がディスク・グループ内の既存のディスクに関連付けられていない場合は、新しいディスクのサイト情報を指定しないでください。

ORA-59711: GUID 'string'で指定されたサイトが存在しません。

原因: 指定されたグローバル一意識別子を使用するサイトが構成されていないため、サイトの取得に失敗しました。

処置: 'crsctl add cluster site site -guid guid'コマンドを使用して、指示されたサイトを追加します。元のコマンドを再試行します。再試行がうまくいかない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-59712: サイト名'string'で指定されたサイトが存在しません。

原因: 示されたサイト名を使用する構成済サイトがなかったため、サイトの取得に失敗しました。

処置: 'crsctl add cluster site site'コマンドを使用して、指示されたサイトを追加します。元のコマンドを再試行します。再試行がうまくいかない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-59713: サイト名'string'はディスク・グループ'string'に存在しません。

原因: 新しいサイト名のディスクをディスク・グループに追加しようとしましたが、これは許可されていません。

処置: サイト名をディスク・グループ内の既存のサイト名に変更し、再試行します。

ORA-59714: 指定されたサイト名'string'が無効です

原因: 無効なサイト名が指定されました。

処置: 1文字以上で15文字以内のサイト名を指定してください。クラスタ名は英数字である必要があり、数字で始めることはできず、ハイフン(-)文字を含めることはできます。ただし、ハイフン(-)文字で終わることはできません。

ORA-59715: ディスク・グループ'string'のサイト情報がありません

原因: サイト情報が、ディスク・グループのすべてのディスクに存在しませんでした。

処置: 'asmcmd rename'コマンドまたはSQLPLUSを使用してディスクのサイトを指定し、操作を再試行します。

ORA-59716: 定数サイトのすべてのディスクの削除は許可されていません

原因: 指定されたディスクが削除されたことで、定数サイトが失われました。定数サイト内のディスクのサブセットのみが指定されている場合は、V$ASM_DISKビューで他のディスクの状態を確認します。

処置: 定数サイト内に少なくとも1つのディスクを保持するようにコマンドを変更し、操作を再試行します。

ORA-59717: ディスク・グループ'string'に使用できないサイトがあるため、リバランスを完了できませんでした

原因: 少なくとも1つのサイトで、それぞれのディスクが削除状態または強制状態になっていました。

処置: 削除されているディスクの削除を取り消すか、サイトにディスクを追加します。

ORA-59718: 1つ以上のディスクが、外部サイトのGUID 'string'で識別されています。

原因: 示されたサイトGUIDが、構成済サイトのいずれにも関連付けられていませんでした。

処置: コマンド'crsctl query cluster site -all'を実行して、既存のサイトをリストします。 'crsctl modify cluster site site -addguid guid'を使用して、示されたサイトGUIDをサイトに関連付け、操作を再試行します。

ORA-59719: ディスク・グループ'string'はマウントされていますが、GUIDは外部サイトのものです

原因: 外部サイトのGUIDを持つディスク・グループをマウントしようとしました。

処置: これは警告メッセージです。詳細は、付随するエラー・メッセージを調べてください。

ORA-59720: ディスク・グループstringのデータ・サイトのフェイル・グループ数が異なります。

原因: 各データ・サイトに異なる数のフェイル・グループがあるディスク・グループを作成しようとしました。

処置: データ・サイトのフェイル・グループ数が同じであることを確認し、再試行してください。

ORA-59800: ディスク'string'のアクティブな使用とそのラベル・クリアを一緒に行うことはできません

原因: LABEL CLEARコマンドで、使用中のディスクが指定されました。

処置: このディスクを使用しているディスク・グループをディスマウントし、LABEL CLEARコマンドを再試行してください。ASMインスタンスのV$ASM_CLIENT固定ビューを問い合せるか、またはASMCMD LSOFを使用してアクティブなクライアントのリストを表示してください。

ORA-59801: システムにASMフィルタ・ドライバが構成されていません。

原因: ASMフィルタ・ドライバ・ライブラリが存在しないかカーネル・ドライバがロードされていない状態でにASMフィルタ・ドライバ・コマンドが実行されました。

処置: コマンドASMCMD AFD_STATEを実行して、ASMフィルタ・ドライバのステータスを確認します。

ORA-59850: ディスク・グループ'string'内のすべてのディスクをオンラインにする必要があります

原因: ディスク・グループ内の1つ以上のディスクがオフラインでした。

処置: オフラインのディスクをオンラインにしてください。