Oracle Fleet Patching and Provisioningのサーバー構成チェックリスト

このチェックリストを使用して、Oracle Fleet Patching and Provisioning (Oracle FPP)のサーバー構成の最小要件を確認します。

表2-1 Oracle Fleet Patching and Provisioningのサーバー構成チェックリスト

チェック内容 タスク
Oracle Grid Infrastructureインストール

Oracle FPPを構成する新しいクラスタにOracle Grid Infrastructureをインストールします。

ノート:

Oracle Restartサーバー上にOracle FPPサーバーを構成することはできません。
オペレーティング・システムのカーネルのバージョン

オペレーティング・システムのカーネルを、Oracle ACFSカーネル・モジュールがすでにビルドされているバージョンにインストールまたはアップグレードします。

グリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリの構成

グリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリ(GIMR)が構成され、クラスタで実行されていることを確認します。GIMRがOracle Grid Infrastructureインストールの一部として構成されていない場合は、Oracle Grid Infrastructureインストレーションおよびアップグレード・ガイドの説明に従って、新しいGIMRをクラスタに追加します。

Oracle FPPサーバーの記憶域 Oracle FPPサーバーで使用されるOracle Automation Storage Management (Oracle ASM)ディスク・グループに、100 GB以上のディスク領域を追加で割り当てます。
Oracle FPPサーバーのネットワーク

グリッド・ネーミング・サービスの仮想IPアドレス(GNS VIP)をゾーン委任なしで1つ作成します。

ファイアウォール Oracle FPPサーバーおよびクライアントで使用されるポートがファイアウォールでフィルタ処理されないことを確認します。「表2-2 フリート・パッチ適用およびプロビジョニングの通信ポート」を参照してください