13.1 Database Webサービスの概要

Webサービスは、プラットフォーム、言語またはデータ形式に関係なく、Web上でのアプリケーション間の相互作用を可能にします。eXtensible Markup Language (XML)、Simple Object Access Protocol (SOAP)、Web Services Description Language (WSDL)、REpresentational State Transfer (REST)、Web Application Description Language (WADL)およびUniversal Description, Discovery, and Integration (UDDI)を含む主要な構成要素は、ソフトウェア業界全体で採用されています。通常、Webサービスの対象は、中間層アプリケーション・サーバーに実装およびデプロイされたサービスです。ただし、異機種間環境および非接続環境では、データとメタデータの他に、Webサービス・インタフェースを介してストアド・プロシージャにアクセスする必要性が増大しています。

Oracle Databaseは、データベース内にデプロイされているPL/SQLパッケージとJavaクラスを介して、Webサービスにアクセスできます。データベースによる外部Webサービスの消費は、SQLエンジンとの統合とともに、企業情報の統合を可能にします。