1 『Oracle Database SQLJ開発者ガイド』のこのリリースでの変更点

非推奨となった機能

次の機能はこのリリースでは非推奨となり、将来のリリースではサポートされなくなる可能性があります。

oracle.sql.*パッケージ

Oracle Database 12c リリース2 (12.2)以降では、oracle.sql.*パッケージは非推奨となりました。

サポートが終了した機能

次の機能は、Oracleではサポートされなくなりました。

拡張データ型サポート(EDS)

拡張データ型サポート(EDS)は、Oracle Database 19cでサポート対象外になりました。EDS機能でサポートされるすべてのデータ・タイプは、ロジカル・スタンバイおよびOracle GoldenGateの両方でネイティブにサポートされます。

拡張データ型サポート(EDS)機能では、ネイティブなREDOベースのサポートが欠如した特定のOracleデータ型をサポートするためのロジカル・スタンバイ用のメカニズムが提供されます。たとえば、EDSは、SDO_GEOMETRY列を持つ表のレプリケートに使用されていました。ただし、Oracle Database 12cリリース2 (12.2)以降では、EDSでサポートされているOracleデータ型で、ロジカル・スタンバイまたはGoldenGateでネイティブにサポートされていないものはありません。この機能は、Oracle Database 19c (19.1)ではサポート対象外になりました。

サーバー側SQLJ

Oracle Database 12c リリース2 (12.2)以降では、サーバー側のSQLJコードはサポートされません。

クライアント側SQLJを使用してサポートされます。ただし、データベース環境でのストアド・プロシージャ、関数、トリガーの実行など、サーバー側のSQLJの使用はサポートされていません。

JPublisher

Oracle JPublisherのすべての機能は、Oracle Database 12cリリース2 (12.2.0.1)でサポート対象外となりました。次に示す代替方法を使用することをお薦めします。

  • 引き続きWebサービス・コールアウトを使用するには、Webサービス・コールアウト・ユーティリティのかわりとなるOracle JVM Webサービス・コールアウト・ユーティリティを使用することをお薦めします。

  • 他のJPublisher自動化機能(ユーザー定義SQLタイプまたはSQLタイプのマッピング、PL/SQLパッケージのラッピング、その他類似機能など)を置き換えるには、開発者がSQLJプリコンパイラを使用して事前コンパイルする、Java STRUCTクラスを構築する、または他の、事前構成されたオプションを使用するなど、明示的なステップを採用することをお薦めします。

関連項目:

JDeveloperの非推奨とサポート終了の詳細は、My Oracle Supportノート1937939.1を参照してください。:

https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&id=1937939.1

関連項目:

このリリースのOracle Databaseでサポート対象外になったすべての機能のリストは、『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』を参照してください。