イメージベースのOracle Database Clientのインストールについて

Oracle Database 19c以降、Oracle Database Clientソフトウェアのインストールおよび構成は、イメージベースのインストールによって簡略化されました。

Oracle Database Clientをインストールするには、新規Oracleホームを作成し、新しく作成したOracleホームにイメージ・ファイルを抽出し、設定ウィザードを実行して、Oracle Database製品を登録します。

Oracle Database Clientホームを配置するディレクトリにイメージ・ソフトウェア(client_home.zip)を抽出し、Oracle Database設定ウィザードを実行して、Oracle Database Clientのインストールおよび構成を開始します。作成したOracleホームのディレクトリ・パスがOracle Optimal Flexible Architectureの推奨事項に準拠することをお薦めします。

イメージベースのインストールを使用すると、管理者インストール・タイプのOracle Database Client32ビットおよび64ビット構成をインストールできます。

Oracle DatabaseおよびOracle Grid Infrastructureのイメージ・ファイルのインストールと同様に、Oracle Database ClientイメージのインストールではOracle Database Clientのインストールが簡略化され、ベスト・プラクティスのデプロイメントが保証されます。Oracle Database Clientのインストール・バイナリは、イメージではなくzipファイルとしての従来の形式で引き続き入手できます。