Oracleベースの構成について
構成ファイルは、読取り専用のORACLE_HOMEと読取り/書込みのORACLE_HOMEの両方でORACLE_BASE_CONFIGと呼ばれる場所に存在します。
読取り/書込みのORACLE_HOMEでは、ORACLE_BASE_CONFIGのパスは$ORACLE_HOMEに存在するため、ORACLE_HOMEのパスと同じです。ただし、読取り専用のORACLE_HOMEでは、ORACLE_BASE_CONFIGのパスはORACLE_BASEと同じです。
ORACLE_BASE_CONFIG/dbs
にはORACLE_HOMEの構成ファイルが含まれています。dbs
ディレクトリ内の各ファイルは、ディレクトリを多くの異なるORACLE_SIDで共有できるように、$ORACLE_SIDが含まれています。
ORACLE_BASE_CONFIGパスを出力するには、
$ORACLE_HOME/bin
ディレクトリからorabaseconfig
コマンドを実行します。$ setenv ORACLE_HOME /u01/app/oracle/product/19.0.0/dbhome_1
$ cd $ORACLE_HOME/bin
$ ./orabaseconfig
たとえば:
$ ./orabaseconfig
/u01/app/oracle
ここで、/u01/app/oracle
はORACLE_BASEです。
親トピック: Oracleホームの進化