RPMベースのOracle Databaseのインストールについて
Oracle Database18c以降では、RPMパッケージを使用して単一インスタンスのOracle DatabaseまたはOracle Database Instant Clientソフトウェアをインストールできます。
RPMベースのインストールでは、インストール前チェックが実行され、データベース・ソフトウェアが展開され、展開されたソフトウェアの所有権が事前構成済ユーザーおよびグループに再割当てされ、Oracleインベントリがメンテナンスされ、単一インスタンスのOracleデータベースの作成と構成のためのOracle Databaseソフトウェアの構成に必要なすべてのroot操作が実行されます。
RPMベースのインストール・プロセスでは、インストールの最小要件が満たされていない場合にこれを検出し、これらのインストールの最小前提条件を完了するように求めます。
RPMベースのインストールでは、ソフトウェアのみのOracle Databaseインストールが実行され、Oracleホームが作成されます。Oracleホームの作成後、Oracle Database Configuration Assistant (Oracle DBCA)を使用してOracle Databaseを作成できます。
RPMベースのインストール・プロセスでは、/etc/init.d/oracledb_ORCLCDB-19c
サービスの構成スクリプトを使用して、デフォルト設定でデータベースを作成できます。