空の接続文字列およびLOCAL変数を使用した接続の指定

空の接続文字列に接続を指定して、LOCAL環境変数を設定する方法を説明します。

接続文字列を空の接続文字列("")に設定してから、LOCAL環境変数を次のいずれかの値に設定できます。

  • 直接アドレス

  • Oracle Netキーワード値ペア

  • tnsnames.oraエントリおよびTNS_ADMINがtnsnames.oraの場所に設定されています

  • tnsnames.oraエントリおよび次のとおりです:

    • ORACLE_HOME/network/adminにあるtnsnames.ora

    • このOracleホームに設定されているORACLE_HOME環境変数

      この方法により、アプリケーションは、アプリケーション・コードが空の接続文字列を使用する場合に、接続文字列を内部的に指定できます。空の接続文字列のメリットは、アプリケーションがtnsnames.oraエントリを指定する必要がないという点です。かわりに、ユーザーがアプリケーションを起動した場合、データベースの場所は、スクリプトまたは環境、つまりLOCAL環境変数をどこに設定したかによって決定されます。空の文字列を使用するデメリットは、アプリケーションがデータベースに接続するためにこの追加情報を構成する必要があるという点です。