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Oracleホーム環境の内容

Oracleホーム・ディレクトリは、Oracleベース・ディレクトリの下に配置されます。

たとえば、デフォルトのWindowsインストールでは、Oracleホーム・ディレクトリにdbhome_1を指定すると、Oracleベース・ディレクトリで次のように表示されます。

DRIVE_LETTER:\app\username\product\19.0.0\dbhome_1

ここで、usernameは、Windows組込みアカウントを選択した場合はインストール・ユーザー、それ以外の場合は指定したOracleホーム・ユーザーです。

Oracleホームは、Oracleコンポーネントが実行される環境に対応します。この環境は次のもので構成されます。

  • インストール済コンポーネント・ファイルの位置

  • インストール済コンポーネントのバイナリ・ファイルを参照するPATH変数

  • レジストリ・エントリ

  • サービス名

  • プログラム・グループ

Oracleホームにはそれ自体に関連付けられた名前もあり、これはインストーラによって自動的に割り当てられます。