日本語PDF

Oracleリカバリ・ファイルのファイル・システムの記憶域に関するガイドライン

Oracleリカバリ・ファイルをファイル・システムに配置するには、この項に示されているガイドラインを使用します。

ノート:

インストール時に自動バックアップを有効にする場合のみ、リカバリ・ファイルの位置を選択する必要があります。

ファイル・システムにOracleリカバリ・ファイルを格納する場合は、次のガイドラインを使用してファイルの格納場所を決定します。

  • データファイルとリカバリ・ファイルの両方が使用できなくなるディスク障害を防ぐには、リカバリ・ファイルをデータファイルと異なる物理ディスク上にあるファイル・システムに格納します。

    ノート:

    または、データファイルとリカバリ・ファイルの両方にOracle Automatic Storage Managementディスク・グループを使用します。

  • 選択するファイル・システムには、2GB以上の空きディスク領域が必要です。

    ディスク領域要件は、高速リカバリ領域用に構成されたデフォルトのディスク割当て制限です(DB_RECOVERY_FILE_DEST_SIZE初期化パラメータで指定されています)。

    「拡張」データベース構成オプションを選択した場合、異なるディスク割当て制限値を指定できます。データベースの作成後、Oracle Enterprise Manager Cloud ControlまたはOracle Enterprise Manager Database Expressを使用して、異なる値を指定することもできます。

  • Oracle Universal Installerで提示されるデータベース・ファイル・ディレクトリのデフォルトの場所は、Oracleベース・ディレクトリのサブディレクトリです。ただし、このデフォルトの位置は、本番データベースにはお薦めしません。