Oracle Automatic Storage Managementディスク・グループの使用
ディスク・グループを指定して、使用可能な空きディスク領域を確認する方法を学習します。
データベース・ファイルまたはリカバリ・ファイルは、スタンドアロン・サーバー用のOracle Grid Infrastructureのインストール中に作成した既存のOracle Automatic Storage Managementディスク・グループに格納できます。
ノート:
既存のディスク・グループを管理するOracle Automatic Storage Managementインスタンスは、別のOracleホーム・ディレクトリで実行されます。
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「コントロール パネル」の「サービス」で、
OracleASMService+ASM
サービスが開始されていることを確認します。 -
コマンド・プロンプトを開き、
ORACLE_SID
環境変数を一時的に設定して、Oracle Automatic Storage Managementインスタンスに適切な値を指定します。たとえば、Oracle Automatic Storage ManagementのSIDが
+ASM
でasm
ディレクトリにある場合は、次の設定を入力します。DRIVE_LETTER:\>set ORACLE_SID=+ASM
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SYSASM
権限を持つSYS
ユーザーとしてOracle Automatic Storage Managementインスタンスに接続し、必要に応じてインスタンスを起動します。DRIVE_LETTER:\>sqlplus /nolog SQL> CONNECT SYS as SYSASM Enter password: SYS_password SQL> STARTUP
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次のコマンドを入力して、既存のディスク・グループ、そのディスク・グループの冗長性レベルおよび各グループの空きディスク領域を表示します。
SQL> SELECT NAME,TYPE,TOTAL_MB,FREE_MB FROM V$ASM_DISKGROUP;
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出力結果から、適切な冗長レベルが設定されているディスク・グループを特定し、そのディスク・グループにある空き領域を記録します。
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必要に応じて、記憶域要件を満たすために必要な追加のディスク・デバイスを設置または指定します。
ノート:
既存のディスク・グループにデバイスを追加する場合は、サイズおよびパフォーマンス特性が、そのディスク・グループ内の既存デバイスと同じであるデバイスの使用をお薦めします。