リスナー要件について
Oracle Databaseでは、リスナーはシステムの再起動時に自動的に起動するように設定されています。
Windowsの「コントロール パネル」、「管理ツール」の順に選択し、「サービス」のステータスを表示することで、リスナーのステータスを確認できます。
通常Windowsコンピュータで稼働するネット・リスナー・サービスは、常に1つのみにするようお薦めします。この単一のリスナーで複数のデータベースをサポートできます。2つの異なるネット・リスナー・サービスをWindowsコンピュータ上で同時に稼働させる必要がある場合は、それらが異なるTCP/IPポート番号でリスニングするよう設定してください。
同じIPアドレスおよびポートを複数のリスナーに使用した場合、2番目以降のリスナーがバインドされないことが予期されますが、そうではなく、Windowsはそれらすべてが同じIPアドレスおよびポートでリスニングすることを許容し、リスナーの動作が予期しない動作となります。これは、Windowsオペレーティング・システムにおけるTCP/IP上の問題である可能性が高く、Microsoft社に報告されました。
- Oracle Net Servicesの実行
Oracle Net Services (Oracleリスナー、CMADMIN、CMANプロキシ・リスナーなど)は、インストール時に指定されたOracleホーム・ユーザー・アカウント(Windowsユーザー・アカウント)で実行します。