DLLのビルド
第3世代プログラミング言語で外部プロシージャを記述したら、該当するコンパイラとリンカーを使用してDLLをビルドして、前述したように外部プロシージャをエクスポートするようにしてください。
DLLのビルドとDLLの関数エクスポートに関する説明については、コンパイラおよびリンカーのマニュアルを参照してください。
ORACLE_HOME
\rdbms\extproc
に移動し、make
と入力すると、「外部プロシージャの作成」で作成した外部プロシージャFIND_MAX
をextern.dll
というDLLに組み込むことができます。DLLをビルドした後は、システム内の任意のディレクトリに移動できます。
EXTPROC
のデフォルトの動作では、DLLはORACLE_HOME
\bin
またはORACLE_HOME
\lib
からのみロードされます。他のディレクトリからDLLをロードするには、環境変数EXTPROC_DLLS
を、完全パスで修飾されたDLL名をコロン(:)で区切ったリスト(Windowsシステムではセミコロン区切り)に設定する必要があります。この環境変数を設定する優先方法は、listener.ora
のENVS
パラメータを使用する方法です。
関連項目:
EXTPROCの詳細は、『Oracle Database開発ガイド』を参照してください。
親トピック: 外部プロシージャの構築について