Oracle Net Servicesの構成
データベース・サーバーのインストール時に、Oracle Net Configuration Assistantでは、外部プロシージャ・コール用のlistener.ora
およびtnsnames.ora
ファイルが構成されます。
アプリケーションから外部プロシージャがコールされると、Oracle Net Listenerによって、EXTPROC
という外部プロシージャ・エージェントが起動されます。デフォルトでは、extproc
プロセスは、サーバー・プロセスで直接通信します。リスナーによって確立されたネットワーク接続を使用して、アプリケーションからEXTPROC
に次の情報が渡されます。
-
DLL名
-
外部プロシージャ名
-
パラメータ(必要な場合)
次に、EXTPROC
によってDLLがロードされ、外部プロシージャが実行されて、外部プロシージャから返された値が渡されます。
デフォルトのlistener.ora
およびtnsnames.ora
ファイルを上書きした場合は、次のファイルを手動で構成して、前述の外部プロシージャが起動するようにします。
-
ORACLE_HOME
\network\admin\listener.ora
-
ORACLE_HOME
\network\admin\tnsnames.ora
注意:
本番環境では、リスナーに追加セキュリティが必要な場合があります。