Oracle Automatic Storage Managementのファイル・アクセス制御
Oracle ASMファイル・アクセス制御は、ファイルへのアクセスをSYSDBA
として接続する特定のOracle ASMクライアントに制限します。
Oracle ASMクライアントはデータベースで、データベース・インスタンス・ホームを所有するユーザーの名前で識別されます。Oracle ASMファイル・アクセス制御では、データベースの識別にこのユーザー名を使用します。Oracle ASMファイル・アクセス制御は、データベース所有者のオペレーティング・システムおよび有効ユーザー識別番号に基づいてアクセスを制御します。
- データベース管理業務の分離のための新しいユーザー・グループおよびユーザーの作成
Oracle Database 19cは、Windowsのロールを分離するためのアクセス制御を提供しています。 - ディスク・グループ・ユーザーの置換について
あるオペレーティング・システム・ユーザーから別のオペレーティング・システム・ユーザーに、Oracle ASMユーザーのアイデンティティを変更できます。 - ファイルが開いているときのファイル・アクセス制御の変更について
Oracle Database 19cでは、ユーザーはファイルが開いているときでもファイルの所有権、権限、またはグループ・メンバーシップを変更できます。