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Active DirectoryでのOracleディレクトリ・オブジェクトについて

Active DirectoryのOracleディレクトリ・オブジェクトについて説明します。

Oracle DatabaseおよびOracle Net Servicesがインストールされ、Active Directoryにアクセスできるように構成されている場合、「「Active Directoryユーザーとコンピュータ」でのOracleディレクトリ・オブジェクト」に示すように「Active Directoryユーザーとコンピュータ」にはOracleディレクトリ・オブジェクトが表示されます。

図14-1 「Active Directoryユーザーとコンピュータ」でのOracleディレクトリ・オブジェクト

図14-1の説明が続きます
「図14-1 「Active Directoryユーザーとコンピュータ」でのOracleディレクトリ・オブジェクト」の説明

「Oracleディレクトリ・オブジェクト」は、「Active Directoryユーザーとコンピュータ」に表示されるOracleディレクトリ・オブジェクトについて説明しています。

表14-1 Oracleディレクトリ・オブジェクト

オブジェクト 説明

oranet.dev

作成したOracleコンテキストが属するドメインです。このドメイン(管理コンテキストとも呼ばれます)には、ディレクトリ・ネーミングをサポートする様々なOracleエントリが含まれます。Oracle DatabaseがActive Directoryと統合されている間は、Oracle Net Configuration Assistantによりこの情報は自動的に検出されます。

OracleContext

Active Directoryツリー内のトップレベルのOracleエントリです。ここに、Oracle Databaseサービスとネット・サービス名オブジェクトに関する情報が格納されます。Oracleソフトウェアに関するすべての情報は、このフォルダに配置されます。

orcl

この例で使用されるOracle Databaseサービス名です。

Products

Oracle製品情報用のフォルダです。

sales

この例で使用されるネット・サービス名オブジェクトです。

Users

Oracleセキュリティ・グループ用のフォルダです。Oracle Enterprise Security Managerで作成されたエンタープライズ・ユーザーおよびロールもこのフォルダに表示されます。