Windowsのユーザー・アカウント制御機能を使用したツールの実行
信頼できるアプリケーションのみがコンピュータで実行されるようにする必要があります。
信頼できるアプリケーションのみをコンピュータで実行するようにするために、Oracle Database 19cでサポートされるすべてのWindowsオペレーティング・システムはユーザー・アカウント制御を提供します。このセキュリティ機能を有効化すると、その構成内容に応じて、Oracle Universal InstallerによるOracle Database Clientのインストール時にユーザーの承諾または資格証明を求めるプロンプトが表示されます。承認またはWindowsの管理者資格証明のいずれかを指定します。
一部の構成ツールを実行する場合や、Oracleホーム内の任意のディレクトリに書込みを行うツールまたはアプリケーションを実行する場合は、管理者権限が必要です。ユーザー・アカウント制御が有効になっている場合に、ローカルの管理者としてログインすると、通常の方法で正常にこれらのコマンドを実行できます。ただし、管理者グループのメンバーとしてログインする場合は、Windowsの管理者権限を使用してこれらのタスクを明示的に実行する必要があります。
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Oracle Net Configuration Assistant。このツールは、「Configuration and Migration Tool」で使用できます。
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Oracle OLAP Analytic Workspace ManagerおよびOracle OLAP Worksheet。このツールは、「Integrated Management Tool」で使用できます。
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Oracle Database Configuration Assistant。このツールは、「Configuration and Migration Tool」で使用できます。
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Oracle Database Wallet Manager。このツールは、「Integrated Management Tool」で使用できます。
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Oracle Database Upgrade Assistant。このツールは、「Configuration and Migration Tool」で使用できます。
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Oracle Net Managerこのツールは、「Configuration and Migration Tool」で使用できます。
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Oracle ASM Configuration Assistant。このツールは、「Configuration and Migration Tool」で使用できます。
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Oracle ASM Disk Stamping Tool (
asmtool
、asmtoolg
)。このツールは、「Configuration and Migration Tool」で使用できます。
管理者権限で「スタート」メニューからいずれかのツールを実行するには、次のようにします。
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「スタート」メニュー・オプションをクリックします。
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「すべてのプログラム」、「Oracle - HOMENAME」の順に選択します。
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ツールの名前を選択してから、実行するツールまたはアプリケーションの名前を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
次のステップは、コマンド・プロンプトから管理者としてツールを起動する方法を示しています。
親トピック: データベース・ツールの起動