ネット・サービス・エントリのACLの設定
ディレクトリ・オブジェクトにACLを設定するには、MicrosoftのDsacls.exeツールを使用します。
dsacls.exeコマンドライン・ツールにより、Active Directoryに含まれるオブジェクトのアクセス制御リスト(ACL)の権限(アクセス制御エントリ)を表示および変更できます。このコマンドライン・ツールは、CD-ROMのサポート・ツールに含まれます。
例:
orclサービスに対する一般的な匿名読取りを有効化するには、次のコマンドを実行します。
dsacls "CN=orcl,CN=OracleContext,OU=Example,O=Com" /G "anonymous logon":GR
EXAMPLEドメインのsmithユーザーのorclサービスに対する一般的な読取りを有効化するには、次のコマンドを実行します。
dsacls "CN=orcl,CN=OracleContext,OU=Example,O=Com" /G example\smith:GR
orclサービスに対する一般的な匿名読取りを無効化するには、次のコマンドを実行します。
dsacls "CN=orcl,CN=OracleContext,OU=Example,O=Com" /R "anonymous logon"
EXAMPLEドメインのsmithユーザーのorclサービスに対する一般的な読取りを無効化するには、次のコマンドを実行します。
dsacls "CN=orcl,CN=OracleContext,OU=Example,O=com" /R example\smith
関連項目:
Dsacls.exeツールの詳細は、http://support.microsoft.com/kb/281146を参照してください。