Oracle PKIアプリケーションでのMicrosoft証明書ストアの使用
ウォレット・リソース・ロケータ(WRL)により、ファイルsqlnet.ora
のパラメータWALLET_LOCATN
が、特定のPKIを識別するように指定されます。
sqlnet.ora
のパラメータWALLET_LOCATN
を設定することにより、Oracle Walletを使用するか、またはMicrosoft証明書ストアを使用するかを選択できます。Microsoft証明書ストアからの資格証明を使用するには、sqlnet.ora
のパラメータWALLET_LOCATN
を次のように設定します。
WALLET_LOCATN = (SOURCE = (METHOD=MCS))
Oracleアプリケーションでは、OracleのSSL付きTCP/IPプロトコル(TCPS)を使用し、Oracleサーバーに接続します。SSLプロトコルでは、SSL認証のためにユーザーのMicrosoft証明書ストアからのX.509証明書およびトラスト・ポイントが使用されます。
親トピック: Windows公開キーインフラストラクチャについて