2.18 DROP CATALOG

目的

リカバリ・カタログを削除するには、DROP CATALOGコマンドを使用してください。

関連項目:

リカバリ・カタログを削除する方法を学習するには、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』を参照してください

前提条件

このコマンドは、RMANプロンプトでのみ実行してください。

CATALOGコマンドライン・オプションまたはCONNECT CATALOGコマンドを使用して、リカバリ・カタログ・スキーマに接続する必要があります。リカバリ・カタログ・データベースはオープンの状態である必要があります。

ターゲット・データベースへの接続は不要です。

使用上のノート

DROP CATALOGコマンドを実行すると、この操作を実行することを確認するためにコマンドを再度入力するよう求められます。

コマンドの確認ステップを省略するには、DROP CATALOGコマンドを最初に実行する際、NOPROMPTオプションとともに実行します。

ベース・リカバリ・カタログは、CREATE CATALOGを使用して作成されます。ベース・リカバリ・カタログを削除するには、リカバリ・カタログ所有者としてリカバリ・カタログ・データベースに接続し、DROP CATALOGを実行します。

ノート:

ベース・リカバリ・カタログを削除すると、すべてのRMANメタデータがリカバリ・カタログから削除されます。リカバリ・カタログに記録されていても、ターゲット・データベースの制御ファイルに記録されていないバックアップは、RMANで使用できません。

仮想プライベート・カタログに接続しているときにDROP CATALOGコマンドを実行しても、ベース・リカバリ・カタログ自体は削除されません。削除されるのは、ベース・カタログへのユーザー・アクセスを制限するセキュリティ・ポリシーのみです。

構文

dropCatalog::=

セマンティクス

NOPROMPT
カタログを削除する際、確認ステップを省略します。