2.3.2 Oracle Cloud MarketplaceからのRDFグラフ・サーバーおよび問合せUIのデプロイ

Oracle Cloud Marketplaceイメージを使用して、Autonomous DatabaseインスタンスでRDFグラフ・サーバーおよび問合せUIを設定できます。
前提条件として、次を作成しておく必要があります。
  • Oracle Cloudアカウントを使用して作成されたOracle Autonomous Database (共有または専用インフラストラクチャ)
  • テナンシ内の仮想クラウド・ネットワーク(VCN)
  • スタック・インスタンスを作成するためのOCIコンパートメント
  • インスタンスへのsshアクセス用のSSHキー・ペア
Oracle Cloud Infrastructure (OCI) Marketplaceには、Oracle RDFグラフ・サーバーおよび問合せUIの2つのリストが表示されます。ただし、デプロイメントは、次のように価格設定モデルによって異なります。
  • 無料: Apache Tomcatサーバー・デプロイメント
  • BYOL: Oracle WebLogic Serverデプロイメント

次のステップは、Autonomous Databaseに適用可能なAutonomous Data WarehouseとAutonomous Transaction Processingの両方のワークロード・タイプに適用されます。

  1. OCIコンソールにサインインし、Marketplaceに移動します。
  2. Cloud Marketplaceページで「RDF」を検索し、適用されるRDFグラフ・サーバーおよび問合せUIリストをクリックします。
  3. 「オラクル社標準の条件および規制」を確認して同意し、「スタックの起動」をクリックします。
    「スタック」設定ウィザードが起動します。
  4. 適切なメタデータを入力し、コンピュート・インスタンスの作成に必要なオプションを選択し、インスタンス・ネットワーク変数を構成します。
  5. 「拡張構成」に、アプリケーション・サーバーのADMINユーザー資格証明を入力します。
  6. 情報を確認し、「作成」をクリックします
    スタック・デプロイメントが呼び出され、「ジョブ詳細」ページでジョブの進捗状況をモニターできます。

    ジョブが完了し、スタックが正常に作成されたら、「ジョブ詳細」ページにステータスが「成功」と表示されます。

    これで、RDFグラフ・サーバーおよび問合せUIインスタンスがプロビジョニングされました。

  7. ログ・セクションの下部までスクロール・ダウンし、RDFグラフ・サーバーおよび問合せUIを起動するためのパブリックURLを書き留めます。
    URLの形式は次のとおりです。
    • Apache Tomcatデプロイメント: https://<public_IP>:4040/orardf
    • WebLogic Serverデプロイメント: https://<public_IP>:8001/orardf
  8. ブラウザでRDFグラフ・サーバーおよび問合せUIアプリケーションを起動します。
    RDFグラフ・ログイン画面が表示されます。詳細は、「RDFグラフ・サーバーおよび問合せUI」を参照してください。