12 RDFグラフ・サーバーおよび問合せUIの概要

RDFグラフ・サーバーおよび問合せUIを使用すると、SPARQL問合せを実行し、REST APIおよびOracle JETベースの問合せUIを使用して高度なRDFグラフ・データ管理操作を実行できます。

RDFグラフ・サーバーおよび問合せUIは、RDF RESTfulサービスとRDFグラフ問合せUIと呼ばれるJava EEクライアント・アプリケーションで構成されます。このクライアントは、Oracle RDFの管理コンソールとして機能し、Java EEコンテナにデプロイできます。

RDFグラフ・サーバーおよびRDF RESTfulサービスを使用して、Oracle DatabaseでRDFグラフのSPARQLエンドポイントを作成できます。

次の図は、RDFグラフ・サーバーおよび問合せUIのアーキテクチャを示しています。

図12-1 RDFグラフ・サーバーおよび問合せUI

RDFグラフ・サーバーおよびクライアント・アーキテクチャ

RDFグラフ問合せUIの主な機能は次のとおりです。

  • RDF RESTfulサービスを使用してRDFデータ・ストア(Oracle RDFデータ・ソースまたは外部RDFデータ・ソース)と通信します。

  • プライベート・ネットワーク、モデル、ルール・ベース、伴意、ネットワーク索引、Oracleデータ・ソースのデータ型など、様々なRDFオブジェクトに対してCRUD操作を実行できます。

  • SPARQL問合せを実行し、RDFデータを更新できます。

  • SPARQL問合せ結果のグラフ・ビューを提供します。

  • ユーザー・アプリケーションWebページにOracle JETを使用します。