2.217 ALL_IDENTIFIERS

ALL_IDENTIFIERSは、現行のユーザーがアクセスできるストアド・オブジェクトの識別子に関する情報を示します。

関連ビュー

  • DBA_IDENTIFIERSは、データベースに格納されているすべてのオブジェクトの識別子に関する情報を示します。

  • USER_IDENTIFIERSは、現行のユーザーが所有するストアド・オブジェクト内の識別子に関する情報を示します。このビューは、OWNER列を表示しません。

データ型 NULL 説明

OWNER

VARCHAR2(128)

NOT NULL

識別子の所有者

NAME

VARCHAR2(128)

識別子の名前

SIGNATURE

VARCHAR2(32)

識別子のシグネチャ

TYPE

VARCHAR2(18)

識別子のタイプ

SQLの識別子のタイプ:

  • TABLE

  • VIEW

  • SEQUENCE

  • ALIAS

  • COLUMN

  • MATERIALIZED VIEW

  • OPERATOR

PL/SQLの識別子のタイプ:

  • FUNCTION

  • PROCEDURE

  • PACKAGE

OBJECT_NAME

VARCHAR2(128)

NOT NULL

識別子アクションが発生したオブジェクトの名前

OBJECT_TYPE

VARCHAR2(13)

識別子アクションが発生したオブジェクトの型

USAGE

VARCHAR2(11)

識別子の使用のタイプ:

  • DECLARATION

  • DEFINITION

  • CALL

  • REFERENCE

  • ASSIGNMENT

USAGE_ID

NUMBER

オブジェクト内で使用される識別子に対する一意のキー

LINE

NUMBER

識別子アクションの行番号

COL

NUMBER

識別子アクションの列番号

USAGE_CONTEXT_ID

NUMBER

識別子の使用のコンテキストUSAGE_ID

CHARACTER_SET

VARCHAR2(10)

変数識別子の宣言で使用されている場合、character set句の値が格納される。文字セットが別の変数識別子から導出される場合、可能な値は次のとおり。
  • CHAR_CS

  • NCHAR_CS

  • IDENTIFIER

ATTRIBUTE

VARCHAR2(7)

%attributeが変数の宣言で使用されている場合、属性値が格納される。可能な値は次のとおり。
  • ROWTYPE

  • TYPE

  • CHARSET

CHAR_USED

VARCHAR2(4)

文字列長の制約の宣言で使用されている場合、長さの制約のタイプが格納される。可能な値は次のとおり。
  • CHAR

  • BYTE

LENGTH

NUMBER

文字列長の制約の宣言に関する長さの制約の数値が格納される

PRECISION

NUMBER

変数の宣言で使用されている場合、精度の数値が格納される

PRECISION2

NUMBER

変数の宣言で使用される2番目の精度の数値(間隔タイプなど)が格納される

SCALE

NUMBER

変数の宣言で使用されるスケールの数値が格納される。

LOWER_RANGE

NUMBER

範囲制約を使用した変数の宣言で使用される範囲の下限の数値が格納される

UPPER_RANGE

NUMBER

範囲制約を使用した変数の宣言で使用される範囲の上限の数値が格納される

NULL_CONSTRAINT

VARCHAR2(8)

変数の宣言でNULL制約が使用されている場合、この列が設定される。可能な値は次のとおり。
  • NULL

  • NOT NULL

SQL_BUILTIN

VARCHAR2(3)

識別子がPL/SQLから発行されたSQL文で使用されるSQLビルトインである場合、YESに設定される。そうでない場合、この列はNOに設定される。

IMPLICIT脚注1

VARCHAR2(3)

識別子がソースに表示されない暗黙の識別子であるかどうか(YES | NO)

DECLARED_OWNER脚注1

VARCHAR2(128)

NOT NULL

この識別子が宣言されたオブジェクトの所有者

DECLARED_OBJECT_NAME脚注1

VARCHAR2(128)

NOT NULL

この識別子が宣言されたオブジェクトの名前

DECLARED_OBJECT_TYPE脚注1

VARCHAR2(12)

この識別子が宣言されたオブジェクトのタイプ

ORIGIN_CON_ID

VARCHAR2(256)

データの発生元のコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、非CDB内の行に使用される。この値はCDBには使用されない。

  • n: この値は、コンテナID n (行の発生元がルートの場合はn = 1)のコンテナを発生元とするデータを含む行に対して使用される。

脚注1 この列は、Oracle Databaseリリース19c, バージョン19.1以降で使用可能です。

関連項目: