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1.21 ASM_POWER_LIMIT

ASM_POWER_LIMITには、Oracle ASMインスタンスによるディスクの再調整の最大能力を指定します。

特性 説明

パラメータ・タイプ

整数

デフォルト値

1

変更可能

ALTER SESSIONALTER SYSTEM

PDBで変更可能

いいえ

値の範囲

0から11脚注1

基本

いいえ

Oracle RAC

複数インスタンスには、異なる値を指定可能。

脚注1

Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.2)から、COMPATIBLE.ASMディスク・グループ属性が11.2.0.2以上に設定されている場合、値の範囲は0から1024になります。

ノート:

  • このパラメータは、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスでのみ指定できます。

  • Oracle ExadataまたはOracle Data Appliance環境では、このパラメータを0に設定することはできません。

値が高いほど、再調整が速く終了します。値が小さいほど再調整時間は長くなりますが、使用される処理とI/Oリソースは少なくなります。

再調整操作のPOWER句が指定されていない場合、デフォルトの能力はASM_POWER_LIMITの値になります。

関連項目:

このパラメータの使用方法は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。