1.36 BLOCKCHAIN_TABLE_MAX_NO_DROP
BLOCKCHAIN_TABLE_MAX_NO_DROPでは、ブロックチェーン表または不変表の作成時に指定可能な最大アイドル時間を制御できます。アイドル時間は、表の削除が可能になるまで、その表が非アクティブになっている必要がある時間を表します。ユーザーが明示的に設定する場合、このパラメータに設定可能な値は0のみです。
               
| 特性 | 説明 | 
|---|---|
| パラメータ・タイプ | 整数 | 
| デフォルト値 | なし | 
| 変更可能 | 
 | 
| PDBで変更可能 | はい | 
| 値の範囲 | なし、または | 
| 基本 | いいえ | 
| Oracle RAC | すべてのインスタンスで同じ値を使用する必要がある。 | 
SQL文CREATE TABLEを使用してブロックチェーン表または不変表を作成する場合は、NO DROP UNTIL number DAYS IDLE句を指定できます。この句では、ブロックチェーン表の削除が可能になるまで、その表が非アクティブになっている必要がある日数を指定します。つまり、最後に行を挿入してから表が削除できるようになるまでは、この日数を経過している必要があるということです。
                  
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                        BLOCKCHAIN_TABLE_MAX_NO_DROPが0に設定されている場合、ユーザーがブロックチェーン表または不変表を作成し、NODROPUNTILnumberDAYSIDLE句を指定すると、numberの値は0である必要があります。CREATE BLOCKCHAIN TABLE ... NO DROP UNTIL 0 DAYS IDLE ... CREATE IMMUTABLE TABLE ... NO DROP UNTIL 0 DAYS IDLE ...これにより、この表は、非アクティブになっている期間の長さに関係なく、いつでも削除できるようになります。 
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                        BLOCKCHAIN_TABLE_MAX_NO_DROPに設定されている場合、ユーザーがブロックチェーン表または不変表を作成し、NODROPUNTILnumberDAYSIDLE句を指定すると、numberに数値を指定できます。
ノート:
このパラメータは、Oracle Database 19cリリース更新19.10以降で使用できます。
関連項目:
CREATE TABLE文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください