4.293 DBA_FGA_AUDIT_TRAIL

DBA_FGA_AUDIT_TRAILは、ファイングレイン監査に関する監査レコードをすべて示します。

ノート:

このビューは、統合監査が使用可能でないOracle Databaseでのみ移入されます。Oracle Databaseで統合監査が使用可能な場合、監査レコードは新しい監査証跡に移入され、UNIFIED_AUDIT_TRAILから表示できます。

データ型 NULL 説明

SESSION_ID

NUMBER

NOT NULL

問合せのセッションID

TIMESTAMP

DATE

ローカル・データベースのセッション・タイム・ゾーンでの問合せ日時

DB_USER

VARCHAR2(128)

問合せを実行したデータベース・ユーザーの名前

OS_USER

VARCHAR2(255)

問合せを実行したオペレーティング・システム・ユーザーの名前

USERHOST

VARCHAR2(128)

クライアントのホスト・マシンの名前

CLIENT_ID

VARCHAR2(128)

各Oracleセッションでのクライアント識別子

ECONTEXT_ID

VARCHAR2(64)

アプリケーション実行コンテキスト識別子

EXT_NAME

VARCHAR2(4000)

外部名

OBJECT_SCHEMA

VARCHAR2(128)

表またはビューの所有者

OBJECT_NAME

VARCHAR2(128)

表またはビューの名前

POLICY_NAME

VARCHAR2(128)

ファイングレイン監査ポリシー名

SCN

NUMBER

問合せのシステム変更番号(SCN)

SQL_TEXT

NVARCHAR2(2000)

問合せのSQLテキスト

SQL_BIND

NVARCHAR2(2000)

問合せのバインド変数データ

COMMENT$TEXT

VARCHAR2(4000)

コメント

STATEMENT_TYPE

VARCHAR2(7)

問合せの文のタイプ:

  • SELECT

  • INSERT

  • UPDATE

  • DELETE

EXTENDED_TIMESTAMP

TIMESTAMP(6)WITH TIME ZONE

UTC(協定世界時)タイム・ゾーンでの問合せのタイムスタンプ

PROXY_SESSIONID

NUMBER

エンタープライズ・ユーザーがプロキシ機構を介してログインした場合の、プロキシ・セッションのシリアル番号

GLOBAL_UID

VARCHAR2(32)

ユーザーがエンタープライズ・ユーザーとしてログインした場合の、ユーザーのグローバル・ユーザー識別子。

INSTANCE_NUMBER

NUMBER

INSTANCE_NUMBER初期化パラメータによって指定されるインスタンス番号

OS_PROCESS

VARCHAR2(16)

Oracleプロセスのオペレーティング・システムのプロセス識別子

TRANSACTIONID

RAW(8)

オブジェクトがアクセスまたは変更されたトランザクションのトランザクション識別子

STATEMENTID

NUMBER

文の実行ごとの数値ID(文が実行されるごとに、複数のアクションが発生する場合がある)

ENTRYID

NUMBER

セッションの各監査証跡エントリの数値ID

OBJ_EDITION_NAME

VARCHAR2(128)

監査対象オブジェクトを含んでいるエディションの名前

DBID

NUMBER

監査対象データベースのデータベース識別子

RLS_INFO

CLOB

デリミタで区切られた仮想プライベート・データベース(VPD)のポリシー名および述語を格納する

個々の行に出力するように設定するには、DBMS_AUDIT_UTIL.DECODE_RLS_INFO_ATRAIL_FGAファンクションを使用する

CURRENT_USER

VARCHAR2(128)

文を実行するための有効なユーザー

ノート:

SQL_BINDおよびSQL_TEXT列は、AUDIT_TRAILパラメータをdb, extendedに設定してポリシーが作成されている場合にのみ移入されます。

関連項目:

DBMS_AUDIT_UTIL.DECODE_RLS_INFO_ATRAIL_FGAファンクションの詳細は、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。