1.102 DBWR_IO_SLAVES
DBWR_IO_SLAVESでは、DBW0プロセスで使用されるI/Oサーバー・プロセスの数を指定します。
| 特性 | 説明 |
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パラメータ・タイプ |
整数 |
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デフォルト値 |
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変更可能 |
いいえ |
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PDBで変更可能 |
いいえ |
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値の範囲 |
0以上で、上限はオペレーティング・システム依存 |
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基本 |
いいえ |
DBWR_IO_SLAVESは、データベース・ライター・プロセス(DBW0)を1つのみ持つシステムに関連します。DBW0プロセスおよびそのサーバー・プロセスは、常にディスクに書き込みます。デフォルトでは、この値は0(ゼロ)であり、I/Oサーバー・プロセスは使用されません。
DBWR_IO_SLAVESを0以外の値に設定すると、ARCHプロセスおよびLGWRプロセスが使用するI/Oサーバー・プロセスの数が4に設定されます。ただし、Recovery Managerが使用するI/Oサーバー・プロセスは、非同期I/Oが使用禁止(ご使用のプラットフォームが非同期I/Oをサポートしていない、またはdisk_asynch_ioがfalseに設定されている)の場合のみに、4に設定されています。
一般的に、I/Oサーバー・プロセスは、非同期I/Oをサポートしていないプラットフォーム、または効率的に実装されていないプラットフォーム上で、非同期I/Oをシミュレートするために使用されます。ただし、非同期I/Oが使用中でもI/Oサーバー・プロセスを使用できます。この場合、I/Oサーバー・プロセスは非同期I/Oを使用します。
また、非同期I/Oが使用可能であっても、I/Oサーバー・プロセスは、I/Oスループットが非常に大きいデータベース環境の場合に役立ちます。
関連項目:
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このパラメータの詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』を参照してください。